僕のヌナ。~2nd Season~ 2

68 ページ18

.



「ねえ、ヌナ」


「ん？」




次の日、二日酔いになる事もなく




朝ごはんも普通に食べて
やる事終わらせてのんびりしてた。




「ペアリング、緩くなっちゃってたりしない？」


「ん？全然大丈夫だよ？なんで？」


「や、ヌナ具合悪かったから痩せちゃったかな
って思って」


「ありがと。おかげ様でジャストフィット。笑」


「よかった。大事にしてくれてるから
緩いならサイズ直した方がいいかなって。笑」


「ああ、そっか。
ジョングクくんは気が利くね？」




ホント、気が利くし優しい。




「ジョングクくんは休みの日くらいしか
しないけど、それこそサイズ平気？」


「うん、俺も平気。ほら。笑」




手を掲げて指輪を見せてくれる。




「ジョングクくんのは綺麗でいいなぁ。
私なんてほぼ365日着けてるから傷付いちゃって」


「それだけ肌身離さず大事にしてくれてるって
事でしょ？嬉しいよ？笑」




そう言ってもらえて私の方が嬉しいよ？




「でもこれ、デザインすごく気に入ってるの。
私の好み、よくわかったね？」


「当たり前でしょ？
ヌナの事ならなんでもわかる。笑」


「それってある意味怖い。笑」


「え、なんで！そこ感動するとこでしょ！？」




こんな他愛もない会話も楽しくて




ジョングクくんがいない人生なんて
考えられない。




なんて、大げさかな......？




だけど、これから結婚して、子ども産んで。




家族が増えたら、って考えるだけでも
わくわくする。




「ニヤけてるヌナの方が怖ーい。笑」


「え、ニヤけてた？」


「うん。それはもう盛大に。笑」


「なにそれ！」


「ん？そのまんま。笑」




ジョングクくんにはいつも笑ってて欲しい。




私も、いつも笑っていたい。




ジョングクくんに似たら




子どもも絶対笑顔が可愛いはず。






いつもみんなで楽しく笑ってる







そんな空間が、早く欲しいな。





.

69→←67

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す