僕のヌナ。~2nd Season~ 2

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「ヌナ、具合悪くない？大丈夫？」


「うん、全然大丈夫。笑」




楽しかったなぁ、あのメンツで飲むのって。




自分でも気を付けてたけど




ジョングクくんが目を光らせてくれたおかげで




飲み過ぎず、いい感じにほろ酔い気分で帰宅中。




「心配掛けちゃってごめんね？」


「ううん、元気になったみたいでよかった。笑」




........ジョングクくん健気。




「ジョングクくん......ホントにごめんね？」


「なに？笑」


「んー？......ぬか喜びさせて？」


「もういいってば。気にしないで？笑」


「だって....」


「今度はちゃんと作ればいいんだから。笑」


「え」


「え....ヌナ、やなの？」


「え、や、違う......！」




だってだって！




ジョングクくんが"ちゃんと作れば"とか......！




作るの？作っちゃうの......！？




「俺の子ども、産んでくれないの....？」


「！」




ちょっとジョングクくんなんなの？




可愛いすぎる......！




「ヌナ」


「はい......っ」


「産んでくれるでしょ？」


「っ」




繋いでた手を引くと




私の腰を抱き寄せて




急に真剣な顔でそんな事を言う。




「......うん」


「そしたら、産む前に作らないとでしょ？」


「......うん」


「そしたら作る前に......」


「......うん？」


「結婚......しないと、ね？」


「え......」


「子ども出来てなくても結婚したいって
言ったでしょ？」


「うん......言った」


「本気だよ？」




それは、わかる......。




お酒は入ってるけど




私を見つめる瞳は真剣そのもの。




「ジョングクくん....」




......嬉しくて涙出そう。




「......でもね？プロポーズはまた今度」


「え......？」


「だって二人とも飲んでるのにだめでしょ。笑」




それは、そうだけど......。




「残念？笑」




いたずらっ子みたいな可愛い笑顔。




「リベンジはちゃんとしたいからね。
もう少しだけ待ってて？笑」




リベンジ......？




「待っててくれる？」


「......いくらでも。笑」




これだけ待ったんだもん。





「ヌナ....」


「ん....」





まるで、"誓いのキス"みたいに




ちゅ、っと軽くついばんで離れる唇。





「......外だからここまで。笑」






昔は平気でしてたくせに。







......これも、おあずけか。笑





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