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「シャワーしておいでよ」
何事もなかったかのように私から離れると
今度はそんな事を言い出した。
「......いい」
そんな場合じゃないような気がして
そう言うと
「気持ち悪くないの？」
「気持ち悪い、けど......」
「じゃあシャワーしてきなよ」
「でも、」
「覗いたりしないから安心していいよ？」
「そういう訳じゃ......っ」
「じゃあなに？襲われそう？
ってもう襲っちゃったけど」
やっぱりこんなホソクくん知らない......。
......元々、よく知らないけど。
「今日、」
「今日？」
「......今日、初めてまともに喋った人の家で
シャワーとか、」
「真面目なんだねぇ......」
「普通だと、思うけど......っ」
「ふぅん......」
じっと見つめられて
どうしたらいいのかわからない。
「......で、シャワーする？」
「は」
人の話聞いてた......？
「ていうかさっさと入ってよ。
じゃないと俺が入れない」
「え、」
ホソクくんに手を引かれて
ベッドから降ろされた。
「や、だからあの、」
「いいから早く。
俺、シャワーしないと寝れないの」
「え」
背中をグイグイ押されて
あっという間に脱衣所に押し込まれた。
「ホソクくん......っ」
「はい、タオルはこれ使って？
シャンプーとかも全部好きに使っていいから」
「あの、」
「着替えは......これでいっか。
大きいと思うけど我慢して。これしかないから」
洗面台の横のラックから
バスタオルと着替えを出して私に渡すと
「じゃあね。笑」
謎の笑顔でドアを閉めたホソクくん。
どうしよう......。
でも、今日はもう
泊まらせてもらうしかなさそうだし
ここは素直にお風呂場借りる......？
ホソクくん、
シャワーしないと寝れないって言ってたし。
......ていうか
私が目を覚ますまで起きててくれたんだよね？
やっぱり......ホソクくんていい人なの？
「........お借りします」
ブラックなホソクくんに混乱しつつも
......お言葉に甘える事にした。
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みみ仔 - 作成者様天才ですか？ホソクペン殺しに来てますよね？え？キュンキュンどころかギュンギュンです。改めてホソクさん好きだなぁって思えた作品でした。作成者様こんな神作作って頂きありがとうございます。 (2020年3月22日 5時) (
レス) id: abbe16bc2b (このIDを非表示/違反報告)
Ｖちゃん(プロフ) - 本当に 面白かったです ホソクは 苦手って言ってたけど、凄すぎました。 もっとホソクのお話 書いてください！(あとお返事ください。) (2020年3月11日 20時) (レス) id: 6a78e30a67 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんたん - マジで好き 作者さんすごいさらんへぇぇ〜〜〜 (2020年1月18日 7時) (レス) id: adcbf14e70 (このIDを非表示/違反報告)
Agust d(プロフ) - 最近、ホソクさんの良さを分かり始めたんですが、この作品はよりホソクさんを好きになれるものでした！ 他のホソクさんの作品も読みにいきたいとおもいます♪ (2019年5月4日 19時) (レス) id: fea73733b9 (このIDを非表示/違反報告)
ことれお(プロフ) - このお話本当に素敵でした… (2019年2月23日 2時) (レス) id: 8d15ca0ee7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんみん
| 作成日時：2016年7月30日 22時
