僕のヌナ。~2nd Season~

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ジョングクくん頑張ってるなぁ......。




新人が入ってから、二週間が経とうとしてる。




ウチのユギョムくんももちろん頑張ってるけど




どうしてもジョングクくんが気になって
そっちばかりに目が行く私。




今のところ大きな失敗もないみたいで




ホソクくんにも可愛いがられつつ
上手くこなしてるっぽい。




......要領いいからね。




「隣のイケメンに見惚れてるんじゃないよ」


「！」




突然声を掛けられて、
焦って声がした方を見上げると......




「課長......」


「ウチにもイケメンいるだろー？」


「あはは......そうですね......」




........笑えない。




バレたら大変だ、気を付けなくちゃ。




「悪いんだけど、これ仕分けして
ユギョムにやらせてくれるか？」


「ああ、はい、わかりました」


「それにしても、今年の新人は豊作だな。笑」


「......そうですね」




満足げな課長に合わせて相槌を打つ。




「ユギョムはもちろん、隣のジョングクも
他の部署も、良い話しか聞かないからなー」




課長が喜ぶのも無理はない。




入社して間もないこの時期に
辞めちゃう子は毎年多いし、




残った子が使い物になるとも限らない。




なのに、今年は男の子が多いせいか
辞めた子はゼロ、




しかもほぼ全員飲み込み早いっていう
ありがたさ。




......おまけにイケメン揃い。




........最後のは余談だけど。




「それじゃ、頼んだぞー？」


「はーい......」




......とか言いつつ、




また視線をジョングクくんへ向ける。




だってさ、一生懸命仕事してる姿、
カッコいいんだもん。




それにさ、スーツもバッチリ似合ってるし。




......ホント、イケメンすぎでしょ。




あ。




あの子、チェヨンちゃん......。




どうもジョングクくんを
狙ってるっぽいんだよねー......。





ああ......やだなぁ......。






こういう時、同じ職場って厄介だ。




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