僕のヌナ。~2nd Season~

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「ん......ねぇ、ジョングクくん、っ」


「....ん、なに？」


「も、いいから.....っ」


「ダメだよ......まだ、」




......もう、早くこの熱をなんとかして欲しい。




ジョングクくんてば焦らす事覚えちゃって




私の弱いところをひたすら攻める。




ていうか、




いつの間にやらこの時だけは




ジョングクくんが主導権を握ってる。




......いつ、逆転しちゃったのかな。




「......こら、なに考えてんの？」


「え......ぁっ、んっ、やぁっ、」


「俺の事だけ......考えて、っ」


「んぁぁ....っん！やっ、あぁ、っ！」




やっと......私が欲しかったものを
くれたジョングクくん。




「A......っ」




......たまに、私の事を名前で呼ぶようにもなった。




しかも、ほぼこういう時だし




狙ってやってるのか知らないけど




名前を呼ばれると




身体の奥がきゅん、っと疼く。




「っ......A、気持ちい、の？」


「ん、ぁっ、うん、....っ！」


「......かわい、」




繋がったまま落とされるキスも




何もかもが気持ちいい。




......心まで、充たされるからかな。




もう......余裕も何もないんだけど




この、登りつめるまでの僅かな時間




私は毎回、ジョングクくんの綺麗な身体を
目に焼き付ける。




だってね、唇だけじゃなくて




身体も......私の事を好きだ、って言ってるの。




.....そんなジョングクくんが、ホントに好き。




私のすべてを愛してくれるジョングクくん。




私も......同じだけ返せてるのかな？




.....ホントは、それ以上返したいんだけど。




「っ.....んっ、A....一緒に、イこ、っ？」





........幸せな瞬間。





指を絡めて繋いだ手に






どちらからともなく力を込めて







ふたり一緒に、高みに駆け登った。





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