僕のヌナ。~2nd Season~

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「あ、Aさんお疲れ様です。笑」


「ジミンくん、お疲れ様。笑」




休憩室でコーヒー飲んでたら




同じく休憩を取りに来たジミンくんと
出くわした。





「最近ジョングクくんすごいみたいですね？」


「そう？」


「ユギョムが焦ってましたよ？
自分も頑張らないと、って」


「ユギョムくんだって頑張ってるじゃない」


「ジョングクくんはそれ以上みたいだから。笑」




......確かに、最近のジョングクくんは




個別に任される仕事も増えたみたいで
やたらと張り切ってるけど。




......ちょっと頑張りすぎてて心配だったりする。




身体壊さなきゃいいけど。




「......何をそんなに焦ってるんだろ」


「え？」


「そんな感じしません？先を急いでるみたいな。
余裕を感じないんですよねぇ......」




先を急いでる......？




それってもしかして......。




「Aさん？」


「え、あ、ごめん」


「Aさん何か心当たりないんですか？」


「ああ......うん、」




......きっと、あれだよね。




早く一人前になって、私と......。




「特には聞いてないけど、
ジョングクくんなりに何かあるんだよ、きっと」


「うーん......そうでしょうけど、心配だな」


「ありがとう。ジョングクくんには
言っておくよ」


「そうして下さい。笑」




"じゃあ僕先に戻りますね"、って
ジミンくんは行っちゃったけど




それだけ言いに来てくれたのかな。




ジミンくんは結構ジョングクくんの事
気にしてくれてて




教え子だったユギョムくんが妬いちゃうほど。




いろいろあったけど、ジミンくんは
ジョングクくんの事ずっと前から知ってるから




気にかけてくれるし面倒見てくれるし




当時の名残りで"ジョングクくん"って
呼んでたりして。




ユギョムくん、その事も言ってたっけ。




"ジョングクばっかりズルいです"って。笑




ユギョムくんも仲良くしてくれてるし




ホソクくんも未だにサポートしてくれてる
みたいだし




ジョングクくんは恵まれてる。




......だから、そんなに急がなくてもいいのに。





私はいつまでだって待ってるよ？





だって、約束したんだもん。






......一緒に幸せになろうねって。





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