僕のヌナ。~2nd Season~

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ジョングクくんと泣いたあの夜から




私はなるべく気にしないようにした。




気に病み過ぎてもよくないと思うし




きっと、時間が経てばなんとかなると思って。




だけど、やっぱりジョングクくんは気にしてて




抱き締めてはくれるけど




キスは、私が言わないとしてくれなくなった。




......ジョングクくんも怖いのかな。




ていうか、ジョングクくん大丈夫なのかな。




我慢させ過ぎて他の女の子と......。




いやいやいや、よそう。




ジョングクくんに限ってそれはない。




......と思いたい。




せっかく、頼りになる上司を
二人も味方に付けて




これから、って時にこんな事になるなんて。




......バチが当たっちゃったかな。




幸せすぎてバチが当たるとか
聞いた事ないけど。




「あの、Aさん......？」


「.....えっ、あ、何！？」




ヤバい、仕事中だった。




「これ、ジミンさんからです」


「ああ、ありがとう」




受け取った書類に目を通す。




「あの、」


「ん？」


「......驚きました」


「へ？」




ユギョムくんは、私をじーーっと見つめると




「ジミンさんだと思っててすみませんでした」




大きな身体を曲げて頭を下げた。




「え、ユギョムくん......？」


「もっと早く謝りたかったんですけど
タイミング掴めなくて......」




...............。




「ああ、それ......！」




時差すぎて何の事だかわからなかったよ。




「聞いたんだよね？」


「はい」




結局、ジョングクくんには聞いてないけど。




「驚かせてごめんね？」


「はい、驚きすぎて眠れませんでした。笑」




あははー......ホントにごめんなさい。




「そういう事だから、内緒でお願いね？笑」


「はい、任せて下さい。笑」




ユギョムくんはもう一度頭を下げると




自分のデスクへ戻って行った。




チラッと隣の部署に目をやると




何やらホソクくんと二人でPCに向かってる
ジョングクくん。





頑張ってるんだよね......。






いろんな意味で申し訳なくなってきた......。




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