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「A、第三会議室取ったから」
午前中、社内メールの確認に追われてると
課長から声を掛けられた。
「あ、はい!ありがとうございます!」
ていうか仕事早っ。
「あとキムさんにも言っといたからな?」
「すみません、ありがとうございます。笑」
「ホント気になるな〜、ちょっと教えてよ」
「ダメです」
「はぁ、相変わらず頑固だな」
「はいはい、すみませんね」
課長は笑いながら、
私の肩をぽんっと叩いて戻っていく。
長年の付き合いがあるからこそ
なんでも話せて頼りになる。
......お兄さんみたいな存在、かな?
「相変わらず仲いいですよねぇ......」
「ジミンくん」
「アイツ、妬きません?」
「その話はここではなし」
「ユギョムにはバレましたけどね。笑」
......そうだった。
ジョングクくん、ちゃんと話したのかな。
そういえば聞いてない。
「で、何か用じゃないの?」
「あ、そうでした。笑
この案件、ユギョムに任せてもいいですか?」
ジミンくんが差し出した書類を受け取って
ざっと目を通す。
「うん、いいよ。
ちゃんとフォローしてあげてね?」
「わかりました。笑」
ジミンくんに書類を戻すと受け取りながら
「結婚するんですか?」
「は?」
「今朝課長が言ってたじゃないですか」
ちょっと待って。
私、その後にしないって言ったよね?
「最後まで聞いてた?」
「はい」
「しないって言ったでしょ?」
「え、照れ隠しだったんじゃないんですか?」
......なんだそれ。
「まだしません」
「じゃあそのうちするんだ?」
「ジミンくんっ?」
「僕だって、二人がそうなったら
嬉しいんですよ?笑」
ジミンくんがこそっと耳打ちした。
ちょっと、ジョングクくんが見てたら......!
「見てないから安心して下さい。笑」
ジミンくんて、いろんな意味で怖い......。
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みんみん(プロフ) - ゆかこさん» ですよねぇ....今回は波乱がいっぱいです!大人になるといろいろありますからねぇ...。はい、苦難を乗り越えて絆は深まるんです!(←)ありがとうございます!ジョングクくんには拷問の日々です(笑)ゆかこさんの期待にお応えできるよう頑張ります(*^^*)♪ (2016年7月17日 0時) (レス) id: 305de39f9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆかこ(プロフ) - (°_°)なんということでしょう。わりとすぐ治ればいいけど、私も切なくなってきました。一難去ってまた一難ですね。その度に二人の絆は深まっていくやつですね←はい、好きです!いつも最低3ラウンドのグクには辛すぎますね。 (2016年7月16日 22時) (レス) id: 9dbe8269b1 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - かりふぁさん» かりふぁさん、こちらにまで!しかも最初から!ありがとうございますぅ!私も僕ヌナ書き始めてからぐったんを見る目が変わりました←そうですオフィスラブ!(笑)いい感じに書けてるといいんですけど...何から何までありがとうございます!(*^^*) (2016年7月16日 1時) (レス) id: 305de39f9c (このIDを非表示/違反報告)
かりふぁ(プロフ) - 僕のヌナから読んでます♪この小説読んでから、ジョングクがますますカッコよくみえます(≧∇≦)オフィスラブ←言い方f^_^;バージョンもドキドキですね!天使のユギョムと小悪魔ジミンの対照的で良いですね(^-^)/ (2016年7月16日 0時) (レス) id: 0d49280b23 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - ゆかこさん» ゆかこさん、お仕事順調に終わりましたか?(笑)ご想像より上行ってます?嬉しいです(>ω<)♪この後も試練が待ってますけど付いて来て下さい!いつもありがとうございます\(^o^)/ (2016年7月15日 18時) (レス) id: 305de39f9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんみん | 作成日時:2016年7月5日 23時