僕のヌナ。~2nd Season~

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今日も、怠さが取れなかったのと
満足に動けなかったから




みんなには申し訳なかったけど
休ませてもらう事にした。




朝、課長に電話連絡すると
やっぱり心配してくれて




ついでに、彼氏の事でちょっと責められたから




休みが明けたら




思い切って課長には打ち明けようと思ってる。




課長だったら、きっと理解してくれるし
味方になってくれると思うから。




......まだジョングクくんには言ってないけど。




そのジョングクくんは




昨日は予告通り、
ごはん食べてお風呂も入って




え、もう？って言うくらい
早くに私のところへ来てくれた。




一緒にベッドに入って、




時間が早かったから




入社してから今まで思ってた事を、
お互い隠さず話した。




そしたらジョングクくん、
結構いろんな人に嫉妬してて




なんと、ウチの課長にも嫉妬してた。




課長がチーフだった頃から
"お世話になってる人だよ"って言ってたのに




思ってたより若くてカッコいいから
妬けちゃった、だって。




仕事に関しては不安もないみたいで
安心したけど。




でも、私なんかに気を取られてたら
いつか失敗するよ？って言ったら




そんな事しないから大丈夫！、なんて。




ジョングクくんも頼もしくなったな、って
嬉しくなった。




......それから、




昨日の朝の事も改めて謝ってくれた。




酷い事して合わせる顔がない、って
思ったから




私が眠ってるうちに家を出て




コーヒーショップで時間潰してたんだって。




そうだよね、昨日は気が動転してたから
思い付かなかったけど




今の時代、24時間営業の店なんて
いくらでもある。




でも、ジョングクくんが
ちゃんと出社してたから安心した。




......逆に、早く出て行った事で
私の異変に気付けなかった、って
自分を責めてたけど




気にしないで、って




やっとの事で動いた腕で




ジョングクくんを抱き締めた。




たったの2日なのに、




何年かぶりに抱き締めたみたいに安心して




私が好きなのはジョングクくんだけ、




ジョングクくんしか見えてないから、




そう言ったら




一瞬驚いた顔して私を見つめたけど
すぐにいつもの笑顔になって




「俺も....Aだけ」






優しいキスをひとつ、落としてくれた。




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