僕のヌナ。~2nd Season~

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......ふわふわと、幸せな気持ちで目を覚ますと




私の枕元に伏せてる




ジョングクくんの形のいい頭が目に入った。




「ジョングクくん......？」




手を伸ばしたいけど、
やっぱりまだ重くて動かない。




「ジョングクくん、」




もう一度声を掛けると




「......え」




むくっと起き上がって




「ヌナ.....っ！！」




やっと、目が合った。




「また意識なくしちゃうから心配した！
大丈夫！？」


「ごめんね......？もう、大丈夫。笑」




上手くできたかわからないけど、




ジョングクくんに安心して欲しくて
笑ってみた。




「ホントに大丈夫......？」


「うん......」


「救急病院行く......？」


「ううん、ジョングクくんがいてくれれば
それでいいの」


「ヌナ......」




ジョングクくんは、横たわる私を
包むように抱き締める。




「心配掛けちゃってごめんね.....？」


「ううん......俺こそホントにごめんなさい......」


「ね、ジョングクくん」


「ん？」


「......キスして？」


「え........いいの....？」




ジョングクくんは身体を起こすと、
私を見つめる。




「うん、して欲しいの......」


「ヌナ......」


「ね？」


「ん、」




ジョングクくんは、
泣きそうな顔で微笑むと




私の唇に、そっと触れる。




「ごめんなさい......」


「え......」




ジョングクくんの黒い瞳に




みるみるうちに涙が溜まっていく。




「ホントにごめんなさい......っ」




......とうとう溢れた、綺麗な涙。




「俺......ヌナがいないとダメなのに......っ、
ヌナの事、思いやれなくてっ、」


「ジョングクくん......」




ジョングクくんの事、抱き締めたいのに......。




「ジョングクくん、私も悪かったの......。
だから、自分を責めないで？ね......？」


「ヌナ......」







もう一度、ジョングクくんが
私をぎゅうっと抱き締めてくれた。





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