僕のヌナ。~2nd Season~

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あの後、ホソクくんにも
ユギョムくんを紹介して




向こうもちょうど
社内巡りをするところだったから




ちょっと気まずかったけど
一緒に回った。




ほとんど案内はホソクくんに任せちゃった。




ホソクくんに付いて歩く
二人の後ろを歩いてたけど




ジョングクくんてば、
ホソクくんの話を聞きながらも




たまに振り返っては
嬉しそうに笑っちゃって。




そのたび私は、ジョングクくんに前を向くよう
手をひらひらさせてた訳で。




疲れるったらありゃしない。




「て事で、一通り案内と説明は終わってるから。
あとはよろしくね？ジミンくん」


「はい、分かりました。笑」




いいよぉ、ジミンくん。その笑顔。




「じゃあ、頑張ってね？ユギョムくん。笑」


「はい、ありがとうございました。笑」




うーん、やっぱり可愛い。




おとなしい大型犬みたい。




今回は先生をジミンくんにして
正解だったかな。




二人とも雰囲気が柔らかいし、
なんか気が合いそう。




......ジミンくんは小悪魔入ってるけど。




でも、あのタイプは裏がありそうだから
ユギョムくんももしかしたら何か裏の顔が......




まあ、追々知っていこう。




とりあえず、ジミンくんに任せておけば
安心でしょ。




「ふぅ........疲れた」


「お前もトシ取ったなー」


「課長.....！」




席に戻ってぐったりしてたら
いつの間にやらそこには課長が......




「ジミン、大丈夫そうだろ？」


「はい、全然大丈夫です」




実はジミンくん、一昨年だったかな？




やっぱり先生だったんだけど
数ヶ月で辞められちゃって




かなり落ち込んでた時期があったんだよね。




ジミンくんのせいじゃなかったんだけど。




だから今回はリベンジじゃないけど
ジミンくんに頑張ってもらおうって事で
先生をお願いした。




実はジミンくんにも彼女が出来て、
毎日充実してるみたいだから




仕事でももっと自信付けて欲しいな、って
親心だったりもする。






まあ、みんな大人になったって事だよね？





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