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「ユンギさんっ、どこで誰が見てるか
わからないんですから、」
「見られたら見られただよ。困る事ねぇだろ？」
ユンギさんは私の手を握ったまま、
エントランスを抜けて行く。
「それにほら、もう社外だし？」
振り返ったユンギさんはニコっと笑ってて
そんなユンギさんにキュンとする私。
「また赤くなって......」
いちだんと、強く握られる手。
「......早く帰ろう」
ユンギさんは、駅までの道のりを早足で歩く。
まだ少し筋肉痛が残る身体には
ちょっぴりキツかったけど
なんとなく嬉しくて
頑張って付いて行く。
「あ」
「え？」
突然立ち止まったユンギさんは
「お前、もう身体大丈夫なの？」
振り返ってそんな事を聞く。
......なんで今聞くのよ。
「まだ少し......」
「ごめん」
まだ言い終わってないのに謝ると
ゆっくり歩き始める。
「.辛いなら言えよ......」
「だって別に......」
もうそこまで辛くないし
ユンギさんの思う通りにしたい。
あんなに辛そうな顔するなら
ユンギさんには我慢して欲しくない、って
昨日思って。
ユンギさんがそうしたいと思うなら、
なるべくその通りにしてあげたい、って思って。
「あー、もう......今すぐ抱き締めてぇ」
「え」
「俺の理性試されてんなぁ......」
「え？」
「今日もメシ抜きかな......」
「は？」
ユンギさんは前を向きながら
ぼそぼそ言ってるけど
......全部聞こえてる。
「あ、今の全部独り言だから気にすんな？」
「......」
......気にするよ！
ユンギさんは、真っ赤になった私を見て
楽しそうに笑ってた。
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ナイトウルフ - にやにやしっぱなしでした...私の心臓も持たなかったです笑 素敵なお話をありがとうございます！ (7月31日 14時) (
レス) @page50 id: 9130adbc3c (このIDを非表示/違反報告)
lights* - とにかく面白かったです！登場人物皆いい人で、ほっこりとドキドキの繰り返しでした。私はユンギさんの推しなので幸せだし、主人公もピュアで純粋で可愛いなと思いました。笑 この小説に会えて幸せでした！ (2021年1月23日 15時) (レス) id: 7e9621457d (このIDを非表示/違反報告)
sin9293a(プロフ) - この作品何回も見てるくらい大好きです！ユンギ主人公ちゃんのことが大好きでたまらない感じがほんとに可愛くて(*^^*)主人公ちゃんのピュアなところも可愛いくて(*^^*)終始きゅんきゅんでした！ (2020年5月17日 2時) (レス) id: 61c91a405d (このIDを非表示/違反報告)
くみ - やばかった。砂糖のゆんぎ最高 (2019年12月3日 19時) (レス) id: 705676fa2c (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - ユンギ…カッコよすぎる。この作品めっちゃ好き！！！ (2019年10月1日 21時) (レス) id: 750796c939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんみん
| 作成日時：2016年5月10日 12時
