好きだって言っただろ？ 2

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「そういえば......お父さんは？」


「ゴルフ」


「ふぅん......」




お母さんだけだけど、いいかな。




「お母さん、ちょっと待ってて？」


「なに？」


「ユンギさん連れてくる」


「あら。笑」


「え！！」




テヒョン......いちいちリアクション大きいよ。




「え、ユンギ来るの？なんで？
娘さんを僕にくださいとか言いに来ちゃうの？」


「バカ」




それに、飛躍しすぎ。




「ヌナにバカって言われたぁ！」




......もう、一人でやってて。







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コンコン。




運転席側の窓を叩いて覗き込む。




「お待たせしました」


「ん、大丈夫だった？」


「はい.....でも、父は出掛けてるらしくて、」


「いいよ、また来るから」




そう言って車から降りるユンギさん。




「ほら、連れてって。笑」




......なんか、カッコよく見える。




「.....はい」




二人でポーチを抜ける。




ほんのちょっとの距離なのに、
すごく長く感じる。




「テヒョン、いるの？」


「......はい」


「そっか。笑」




......不安しかないけど、仕方ない。




思い切ってドアを開けると




......あれ、静か。




「お母さーん？」


「はーい」




すぐに顔を出したお母さん。




......テヒョンの口を押さえて。




「.....ぷっ」




マズい、ユンギさんがツボる。




「あらあら、はじめまして、こんにちは。笑」


「......はじめまして、こんにちは。
ミン・ユンギと申します。笑」







......さすが、切り替え早い。




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