好きだって言っただろ？ 2

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電車がまだあるからって
ユンギさんはまた
私の最寄り駅まで送ってくれて




私が最初の角を曲がるまで
ずっと見送ってくれた。




最後に手を振ると、
照れくさそうに振り返してくれて




やっぱり、ユンギさんが好きだなって思った。




前にユンギさんにやめろって言われたから、
住宅街じゃなくて車通りが多い道で帰る。




ちょっと遠回りなんだけど
車多いし街灯も多いから安心して帰れる。




それにしてもユンギさん......我慢してるんだ。




私が慣れてないからだよね。




男の人が我慢するのってどうなんだろう。




大変なのかな。




ユンギさんでキス初体験の私には
全然わからない。




ていうか、そういう事......なんだよね。




ユンギさんが我慢してるのは、キスの先。




もちろん経験がない私だって、
簡単な知識くらいはある。




それを........ユンギさんと。




うわあ、無理。




絶対に無理。




......でも、いつかは通る道。




覚悟はしなくちゃいけないんだろうけど、
いざそういう雰囲気になると怖い。




一昨日の夜だって




ユンギさんに触れられて
身体中に電気が走ったみたいに痺れて




身体の奥のほうが変な感じだった。




今までに感じた事がない感覚。




それが.....怖い。




自分がどうなっちゃうのか
想像もつかない。




これからも、ユンギさんと二人きりになったら
必ずそういう雰囲気になりそうだし




........だって、ユンギさんはキスが多くて、甘い。





どうしよう、変に意識しちゃいそう。







やっぱり、早く慣れないとダメなのかな。





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