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「ナムジュンのとこ行くから、
おふくろさんに連絡入れて」
「え」
さり気なく時間差でオフィスを出て
エレベーターに乗り込んだ所で
突然言われた。
「遅くなったら心配すんだろ？」
「そうですけど、あの」
「敬語」
「や、まだ会社です」
「細けぇな。笑」
ユンギさんはくすくす笑う。
「それより、ナムジュンさんのところって」
「ん？イヤか？」
「イヤじゃなくて、その......」
「ん？」
「テヒョンも......ですか？」
気になった事を聞いてみる。
「いや、今日は月曜だし、連れてくなら金曜......
って何？テヒョン邪魔？笑」
「や、そうじゃなくて......！」
......そうじゃないのかな。
じゃあ.......なんなんだろう。
「心配しなくても、今日は二人だよ」
ちょうど1階に着いたエレベーターのドアを
押さえてくれる。
「ありがとうございます......」
「どういたしまして」
もうやだ........恥ずかしい。
「......ほら」
顔を上げると、
私に手を差し伸べてるユンギさん。
「会社出たから。タメも解禁な？笑」
......出たばっかりなのに。
「まだ......早いです」
「いいだろ、もう」
「ダメです」
「じゃあ、どっからだったらいいんだよ？」
「......駅？」
「なんで疑問形なんだよ。
......まあいいや、わかった。笑」
ユンギさんは差し出してた手を
外人さんがするみたいに肩と一緒に上げると
前を向いて歩き出す。
チラッと見えたユンギさんの横顔が
楽しそうに笑ってて
なんだか私も嬉しくなる。
「おい、早く来い」
振り返ったユンギさんに
小走りで駆け寄った。
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ナイトウルフ - にやにやしっぱなしでした...私の心臓も持たなかったです笑 素敵なお話をありがとうございます！ (7月31日 14時) (
レス) @page50 id: 9130adbc3c (このIDを非表示/違反報告)
lights* - とにかく面白かったです！登場人物皆いい人で、ほっこりとドキドキの繰り返しでした。私はユンギさんの推しなので幸せだし、主人公もピュアで純粋で可愛いなと思いました。笑 この小説に会えて幸せでした！ (2021年1月23日 15時) (レス) id: 7e9621457d (このIDを非表示/違反報告)
sin9293a(プロフ) - この作品何回も見てるくらい大好きです！ユンギ主人公ちゃんのことが大好きでたまらない感じがほんとに可愛くて(*^^*)主人公ちゃんのピュアなところも可愛いくて(*^^*)終始きゅんきゅんでした！ (2020年5月17日 2時) (レス) id: 61c91a405d (このIDを非表示/違反報告)
くみ - やばかった。砂糖のゆんぎ最高 (2019年12月3日 19時) (レス) id: 705676fa2c (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - ユンギ…カッコよすぎる。この作品めっちゃ好き！！！ (2019年10月1日 21時) (レス) id: 750796c939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんみん
| 作成日時：2016年5月10日 12時
