好きだって言っただろ？

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あれから




"髪乾かしてやるから"




って言うユンギさんに洗面所まで連れてかれて
髪を乾かしてもらった。




鏡に映るユンギさんと目が合うたび
優しく笑うから




恥ずかしくてしょうがなかった。




そのまま歯を磨いてから




ユンギさんに断って
寝室へテヒョンの様子を見に行く。




「......気持ち良さそうに寝ちゃって」


「......寝る子は育つ、ってホントなんだな。笑」


「.....ユンギさん」




コイツ俺よりデカいんだよなー、
なんてブツブツ言ってる。




「俺達も寝るか」


「え」


「......寝るだろ？」


「......あ、はい」




......どこで寝れば。




「客用の布団一つしかねぇんだけど、
ここに敷いてやるからお前はここで寝ろ」


「......ユンギさんは？」


「俺はソファ」




え、それダメでしょ。




「ユンギさん、私がソファで寝ます」


「なに言ってんのお前」


「だって、」




そんな私の言葉を無視して、
ユンギさんは布団を敷いて行く。




「......ユンギさん風邪ひいちゃう」


「......じゃあ、お前テヒョンとベッドで寝るか？」


「え」




ユンギさんのベッドとか.......




「無理......です」


「じゃあ俺がソファだろ」


「そしたら一緒にここで」


「は？」




......私ったらなに言った？




「お前、正気？」


「えっと、」


「......俺は別に構わねぇけど、」




.....え、構わないの？




「お前がダメなんじゃねぇの？」




そう、だよね。




ユンギさんのベッドで寝るのが無理なのに
本人と一緒に寝るとかもっと無理。




なんであんな事言ったんだろう。




でも、ソファじゃ
ユンギさん風邪ひいちゃうし。





「......いいです、一緒で」







........今日の私はホントにおかしい。





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