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ユンギさんにテヒョンをおぶってもらって
外へ出て




お店の前に横付けされたタクシーに乗り込んだ。




途中、24時間営業の
ディスカウントストアに寄ってくれて




『着替えは貸してやるけど、
その他の必要なもん買って来い』




って言ってくれたから、




旅行用の歯磨きセットとか化粧品とか
とりあえず必要な物を二人分買った。




ユンギさんのマンションに着くと
またテヒョンをおぶってくれて




「そこのドア開けて」




って言われて開けたそこは




.....ユンギさんの寝室だった。




「布団捲って」


「え、でもユンギさんは、」


「俺の事はいいから、重いから早くしろ」


「あ、はい」




なんと、テヒョンをユンギさんのベッドに
寝かせてくれた。




「あー......、コイツ思ったより軽いけど
ずっとおぶってるとやっぱ重いわ。笑」


「すみません......ありがとうございました」


「ん。笑」




また......優しい顔で笑う。




こんなとこで、そんな優しい顔で笑わないで。




......すごく、ドキドキする。




「コイツ、一回寝たら起きないタイプ?」


「あ、はい、そうです。ホントにごめ」


「いいから気にすんな」




そう言うと、私の頭を柔らかく撫でて
部屋を出て行くユンギさん。




......もう、勘弁して欲しい。




私も慌てて部屋を出た。








「さて、風呂溜めるけど、先に入る?」


「え」


「なに?入んだろ?」


「え、や、あの、」


「........ぷっ」


「へ」


「お前、キョドりすぎだろ。笑
なんもしねぇから安心しろって......笑」


「......そういう訳じゃっ」


「じゃあ、なんだよ?......くくっ。笑」







......また肩震わせて笑ってる。




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Agust d(プロフ) - あぅ……… 塩&砂糖なユンちゃんはどんなイケメンよりも破壊力抜群ですね!!! なんども心が締め付けられる想いを感じてしまいました(笑) (2019年5月4日 12時) (レス) id: fea73733b9 (このIDを非表示/違反報告)
シュガミミユンギ(プロフ) - みんみんさんの作品いっぱい読んでます!みんみんさんの大ファンです!特に最初はこの作品から入ったのですが、もーうユンギさんがたまりません!ありがとうございます!これからも応援させて下さい!!大好きです(*´ω`*)むふふふ (2018年11月2日 18時) (レス) id: 8dfdec943d (このIDを非表示/違反報告)
バク - お砂糖ユンギさん最高に甘過ぎです!!2章になったら今度こそ発狂しそう…… (2018年8月18日 18時) (レス) id: 6c4eb3eb16 (このIDを非表示/違反報告)
みほ - こちらの作品は短編集から見始めたんですが…開始早々から今まで大変でした笑!ひぇーひぇー言いまくりで大変でした笑!二章も私の心臓が最後までもちますかね…笑?まずエプロンつけられて発狂しました笑!二章どうなるんですか笑!楽しみです!みんみんさん大好き笑! (2018年2月17日 17時) (レス) id: 7c5dee4cf3 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - あーちゃんさん» あーちゃんさん!数ある作品の中から見つけて下さってありがとうございます!めっちゃ感激しております!このユンギさん、ありがたい事に支持率高いんですよねぇ...♪笑 あーん、本当に嬉しいですー!(>ω<)こちらこそ、読んでくださってありがとうございました! (2018年1月24日 0時) (レス) id: 913e7f0df7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みんみん | 作成日時:2016年4月28日 0時

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