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「ごめんなさい......ユンギ、さん」
「だからいいって......くっくっくっ、笑」
とりあえずテヒョンは謝った。
もっときちんとしつけしないと。
......だけど、ユンギさんてばまだ笑ってる。
「.....ユンギさん、そんなに可笑しいですか?」
「ん......悪ぃ、そんな事ねぇんだけど......っ」
しばらく止まらないっぽい。
「ね、ヌナ」
「ん?」
「......ナムジュンさんのとこ、行ってもいい?」
「いいけど......お仕事の邪魔しちゃダメだよ?」
「わかったっ!ありがとヌナ!」
そう言うと最後の一口を頬張って、
コーラで流し込んだ。
「おい、ユンギっ!」
「は?笑笑」
「ちょ、」
今度はなに言い出すんだ?
「俺がいない間にヌナに手ぇ出すなよっ!?」
その指先は、ビシッとユンギさんを指す。
「っ、はいはい......くくっ。笑」
「テヒョンっ!」
まったくもう!
「お前も大変だな......っ。笑」
「ユンギさんっ」
ユンギさんが大人の対応してくれる人で
助かったけど、
テヒョンはお仕置きが必要だ。
......ホント、困った子。
「あー、可笑しかった腹痛ぇ。笑」
「......笑いすぎです」
「拗ねんなって」
「......拗ねてません」
「そっか......笑」
......可愛いけど、笑いすぎはいやだ。
「とりあえず、飲もうぜ?」
そう言ってグラスを掲げるから
私もそれに合わせる。
カチン......って綺麗な音がした。
ユンギさんは私を見つめると
「......好きだよ」
なんて、あの優しい笑顔で呟いた。
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Agust d(プロフ) - あぅ……… 塩&砂糖なユンちゃんはどんなイケメンよりも破壊力抜群ですね!!! なんども心が締め付けられる想いを感じてしまいました(笑) (2019年5月4日 12時) (レス) id: fea73733b9 (このIDを非表示/違反報告)
シュガミミユンギ(プロフ) - みんみんさんの作品いっぱい読んでます!みんみんさんの大ファンです!特に最初はこの作品から入ったのですが、もーうユンギさんがたまりません!ありがとうございます!これからも応援させて下さい!!大好きです(*´ω`*)むふふふ (2018年11月2日 18時) (レス) id: 8dfdec943d (このIDを非表示/違反報告)
バク - お砂糖ユンギさん最高に甘過ぎです!!2章になったら今度こそ発狂しそう…… (2018年8月18日 18時) (レス) id: 6c4eb3eb16 (このIDを非表示/違反報告)
みほ - こちらの作品は短編集から見始めたんですが…開始早々から今まで大変でした笑!ひぇーひぇー言いまくりで大変でした笑!二章も私の心臓が最後までもちますかね…笑?まずエプロンつけられて発狂しました笑!二章どうなるんですか笑!楽しみです!みんみんさん大好き笑! (2018年2月17日 17時) (レス) id: 7c5dee4cf3 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - あーちゃんさん» あーちゃんさん!数ある作品の中から見つけて下さってありがとうございます!めっちゃ感激しております!このユンギさん、ありがたい事に支持率高いんですよねぇ...♪笑 あーん、本当に嬉しいですー!(>ω<)こちらこそ、読んでくださってありがとうございました! (2018年1月24日 0時) (レス) id: 913e7f0df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんみん | 作成日時:2016年4月28日 0時