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「.....ユンギさん、笑いすぎです」
「っ、悪ぃ悪ぃ......くくくっ」
......もうやだ、テヒョンのバカ。
「お前さ、弟と一緒だとよく喋んのな。笑」
「.....あんな弟ですから」
「まあ、確かに......くくっ」
もしかして......テヒョンがツボだった?
「あー......アイツ、ホントおもしれぇな。笑」
やっぱり......テヒョンですね。
「.....ホント、失礼な弟ですみません」
「だからいいって。気にしてねぇから。笑」
そのわりに、笑い止まってませんけど。
「......さて、Aに会えたし、帰るかな。笑」
「え......」
「ん?寂しい?」
「え、違っ」
......違うのかな。
寂しいと......思ってるかも知れない。
「お前.......やっぱり可愛いわ」
なんで、そういう事.....っ
「また....アイツ出て来ちまうかな。笑」
「え」
顔を上げた時には
もう唇に柔らかいものが触れていた。
......ユンギ、さん。
「さっき.....しそびれたから」
そう言って、もう一度触れる。
.......なんで、逃げないんだろ。
........なんで、イヤじゃないんだろ。
「俺......勘違いするけど?」
唇が、触れるか触れないかの位置で囁く。
勘違いされたら......困るけど
ここが家の前だとか
外だとか
そんな事も気にならない、
ユンギさんとのキス。
私の唇を舐めたあと、ちゅっ、
と吸い付いてから離れて行くユンギさん。
「お前......ヤバい、」
......ユンギさんの方が、ヤバい。
「そんな顔、すんな」
......どんな顔?
私の頬を包んでた掌は
そのまま髪を撫でて行く。
「じゃあ......帰るわ。また明日な?」
「......はい、気を付けて」
「ん」
運転席側に回ったユンギさんは
車に乗り込むとハザードを数回点滅させて
帰って行った。
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Agust d(プロフ) - あぅ……… 塩&砂糖なユンちゃんはどんなイケメンよりも破壊力抜群ですね!!! なんども心が締め付けられる想いを感じてしまいました(笑) (2019年5月4日 12時) (レス) id: fea73733b9 (このIDを非表示/違反報告)
シュガミミユンギ(プロフ) - みんみんさんの作品いっぱい読んでます!みんみんさんの大ファンです!特に最初はこの作品から入ったのですが、もーうユンギさんがたまりません!ありがとうございます!これからも応援させて下さい!!大好きです(*´ω`*)むふふふ (2018年11月2日 18時) (レス) id: 8dfdec943d (このIDを非表示/違反報告)
バク - お砂糖ユンギさん最高に甘過ぎです!!2章になったら今度こそ発狂しそう…… (2018年8月18日 18時) (レス) id: 6c4eb3eb16 (このIDを非表示/違反報告)
みほ - こちらの作品は短編集から見始めたんですが…開始早々から今まで大変でした笑!ひぇーひぇー言いまくりで大変でした笑!二章も私の心臓が最後までもちますかね…笑?まずエプロンつけられて発狂しました笑!二章どうなるんですか笑!楽しみです!みんみんさん大好き笑! (2018年2月17日 17時) (レス) id: 7c5dee4cf3 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - あーちゃんさん» あーちゃんさん!数ある作品の中から見つけて下さってありがとうございます!めっちゃ感激しております!このユンギさん、ありがたい事に支持率高いんですよねぇ...♪笑 あーん、本当に嬉しいですー!(>ω<)こちらこそ、読んでくださってありがとうございました! (2018年1月24日 0時) (レス) id: 913e7f0df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんみん | 作成日時:2016年4月28日 0時