僕のヌナ。

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「あの、ね？......そういう事も、
あんまり言わないで？ね？」


「え......なんでですか？」




もう〜......勘弁して〜！




「........私に襲われたい？」


「へっ？」


「そんな事ばっかり言ってると
私に襲われるよ、って言ってるの！」


「え、えっ？や、あの、ヌナっ？」


「......はい！って事で際どい事言わないように！
以上！」


「え」




私は立ち上がってテレビを付けた。




「ヌナ......？えっと、」




振り返ると、赤い顔したジョングクくんが
くりくりの瞳で私を見てた。




もう、そういう顔もヤバいんだって。




「気にしないで？冗談だし、私の頭の中が
おかしいだけだから。笑」


「え、冗談......？」




......は？




まさか、襲って欲しかったとか言わないよね？




「......あ、いえ、なんでもないです！」




恥ずかしそうに頭掻いてるけどさ。




おねえさん、まじで襲っちゃうよ？




......とか言って、そんな勇気もないけどね。




ホント、なんていうかキケンな子。




アブないアブない。




「......ところで、この後どうする？」




土曜の日中なんて大した番組やってないけど、
とりあえずリモコン持ってソファに戻る。




「たまにはどっか行く？」




付き合い出してから何度か週末を迎えてるけど、スーパーやホームセンターに買い物行く以外はほとんど部屋で過ごしてる。




「ここが......いいです」


「え、いいの？」


「はい、ヌナといちゃいちゃしたいです。笑」





......ほぼ、毎週してると思うけど。





そんな可愛い笑顔で言われたら







たまには出掛けよう、なんて言えないじゃんね？





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