僕のヌナ。

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「ん、ジョングクくん......おしまい」


「........やです」


「ジョングクくん、」


「やだ」




ちょっと待って。




ダメだよ。




「ね......ん、」




深いのはしてこないから
ジョングクくんは大丈夫だと思うけど




........私がヤバい。




「ね、お願い......ジョングクくん、」


「やだ......ヌナ、好き」




私、大人だからさ？




この先に何があるのかわかってるから




私が......ここで止めないと。




ジョングクくん、慣れてなんかないし。




......キスでわかる。




彼なりに、いつも一生懸命だったんだ。




「ん..........っ、ジョングクくん！」


「っ、」




ジョングクくんの胸を押し返す。




「........ヌナは、イヤですか？」


「......え？」


「イヤですか？僕と........キス、するの」




あぁ........もう。




萌える。




「ごめんね？そうじゃないの」


「じゃあ、なんですか........？」




叱られたワンちゃんみたい。笑




「あのね？私......ジョングクくんより
長く生きてるじゃない？」


「？......はい」




なに言うの？って顔してる。笑




「いろんな事知ってるから、
これ以上はマズいの。........わかる？」


「..........。」




しばらく思考を巡らせてたみたいだけど




次の瞬間、ぶわっと赤くなった。




「........ごめんなさいっ」




それから、私をパッと離した。




........可愛くてしょうがないんだけど。笑




「だからね？キスはしてもいいけど、
おしまい、って言ったら終わりにしてくれる？」


「........はい、頑張ります」




ごめんね？私の都合で。




「でも........ヌナ？」


「ん？」


「それって......やめないとダメなんですか？」


「は」






........やっぱりこの子、恐るべし。





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