僕のヌナ。

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ピンポーン♬




もうすぐ出来上がり、っていう時に
インターホンが鳴った。




「はーい！」




ジョングクくんてば、
いつもタイミング良すぎ......




なんて思ってドアを開けたら。




「こんばんは。笑」


「あ、ナムジュンさん......こんばんは。笑」




この人は、ウチとジョングクくんの間の
部屋の住人。




要するに、お隣さん。




「お忙しそうな時にすみません。
回覧板なんですけど......
いらっしゃるみたいだったので。笑」


「あ、いいえ！ありがとうございます。笑」




お互い社会人で時間も合わないから、
最近は滅多に顔を合わせる事はないんだけど




今でも会えばきちんと挨拶してくれる、
とってもいい人。




「それじゃあ、また。笑」


「はい、ありがとうございました。笑」




回覧板を受け取ってドアを閉める。




回覧板なんて、ドアノブに掛けとけばいいのに。




「......律儀な人だ。笑」




回覧板をテーブルに置くと、




ピンポーン♬




またインターホンが鳴った。




今度こそジョングクくんかな。




「はーい！」




ドアを開けると




「こんばんは。笑」




爽やか笑顔のジョングクくん。




「いらっしゃい、どうぞ？」


「はい、おじゃまします。笑」




......ん。




「今日は髪乾かして来たんだ？」


「はい、ヌナに怒られないように。笑」


「別に怒らないよー？笑」




ふふ、楽しい。




「もう少しだから、座って待ってて？」


「はい、あの......ヌナ？」


「ん？」


「今......お隣のキムさん、来てましたよね？」


「あ、うん......来てたけど、」






......なんだ？





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