変な虫？ ページ9
あれから二日後の深夜に
ジェジュンが突然マンションにやってきた
「ジェジュン!?どうしたの？」
聴いても答えず、ただ強く抱きしめられた
「ジェジュン･･･？」
腕の中から顔をあげると辛そうな顔をしていて
今にも泣き出しそうで････
そんな顔されたら私まで辛くなっちゃうよ
ジェジュンどうしちゃったの？
結局ジェジュンは何も語らず
ベッドの上で体を重ねた
うつ伏せになっていた私の体を引き寄せ
抱きしめられた
肌に感じる温もりが今日は切ない
JJ「･･･ごめん」
「何かあったの？」
体を動かしてジェジュンと向い合せになる
するとやっぱりジェジュンはまだ辛そうな表情をしてる
JJ「今日、韓国に戻るんだ」
いつもなら電話やメールで済むような話なのに･･･
「もしかしてジェジュンまで!?」
私の前からいなくなっちゃうの？
JJ「違うっ！違うよ･･･ただ････しばらく日本に戻れない」
はぁ〜･･･
なんだ･･･びっくりした
でも･･･しばらくってどれくらい？
「どれくらい韓国にいるの？」
JJ「予定では1ヶ月」
「1ヶ月････長いね」
JJ「Aと離れたくないよ」
「･･･仕事でしょ？仕方ないじゃん」
JJ「Aも一緒に行こう？」
「は？無理に決まってんじゃん！」
JJ「だって1ヶ月だよ！？1ヶ月も俺と会えないんだよ!?Aは寂しくないわけ？」
「そりゃ･･･寂しいけど･･こればっかりは仕方ないって(苦笑)」
JJ「俺、Aみたいに大人になれないから無理！それに1ヶ月もAのそばに居なかったら変な虫が寄ってくるじゃん！！」
「(笑)なにそれ変な虫って」
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作者名：ユル☆
| 作成日時：2020年3月4日 14時
