掴まったら ページ47
ｶﾒﾗ「彼女さーん表情硬いよぉー！もっと自然にー」
「ジェジュン〜！お前は走り方可笑しいから(笑)」
JJ「なっ!!そんなん関係ないじゃん！」
結局なかなかOKは貰えず･･･
いい加減走るのも疲れてきた(涙)
しんどい･･･
膝に手を置いて呼吸を整えてたら
なかなか順番が回って来ないので様子を見にきたチャンミン
CM「――なんですかあれは･･･くだらない･･･最悪ですねー･･･」
ちょっとチャンミンっ聴こえてくるんですけど!?
もう口が悪いんだから！
CM「僕が一番最後の日に限って、こんな事になってるなんて･･･ヒョン！早く終わらせてください!!(怒)」
そう言い放つとまた控え室に戻ってった
スタジオには撮影を終えたユチョンと次の番のジュンスも私たちの様子を窺ってた
はぁモデルって仕事
一度は憧れたけど
私には向いてないな
ｶﾒﾗ「はい、もう１回スタート！」
JJ「A！」
「えっ」
走ろうとした途端に腕を掴まれ
耳元まで顔を寄せてくると
《俺に掴まったら今日楽しみにしててね♪あっは》
顔が一気に熱を帯びた感覚に陥った
なんつうことを言うんだ!この人はっ
「ばかっ！」
JJ「ほらっ早く逃げないと捕まえるよ〜〜♪」
「やだ！絶対逃げる」
もうあの目！絶対本気な気がするもん!!
JJ「あっは♪」
ｶﾒﾗ「いいねージェジュンいい表情でてるよー！その調子でいってみよー」
何か
ジェジュンにあんな風に言ってから
緊張してたのが取れた感じで
ｶﾒﾗに撮られてることさえ感じさせないほどに
私はジェジュンから逃げてた気がする(笑)
ｶﾒﾗ「OK！よかったよ」
JJ「ありがとうございます！」
「ありがとうございます」
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作者名：ユル☆
| 作成日時：2018年4月20日 8時
