JEJUNG 僕は君を愛してる２ (ページ6)

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引かれる手ページ6

私が固まってる間にジェジュンは３ケースすべてを運び入れてた

JJ「A･･･来て」

え？

答える前に手首を掴まれ、そのまま歩き出してしまう

「ジェジュン！ちょっと待って(驚)」

歩いてる間にジェジュンはまたサングラスをかけた

必死に掴まれてる手を解こうとするけど、強く掴まれてて離せない

「痛いっ！お願いだから離して！ジェジュン！！」

何度言ってもジェジュンは聴こうとしてくれない

私も次第に諦めて

抵抗することもやめて、ジェジュンにそのまま付いて行った

気付いたら、すでに繁華街から出てしまってた

あたりに人もほとんどいない辺りに来た時、やっとジェジュンの足が止まった。
それでもまだ手首を掴まれたまま････

JJ「････ごめん」

さっきまであんなに怖い顔をしているように見えたジェジュンとは思えないくらいに悲しい顔をして俯いてる････

「････ジェジュン？」

JJ「･･･なんで全然連絡くれなかったの？」

「それは･･･忙しくて」

マネージャーさんとのことは言ったらダメ･･･

JJ「忙しくて着拒否までするわけ？」

なんて説明したらいいかな････

「分かった･･･説明するから･･･手離して」

JJ「････ごめん」

ようやく離してくれた手首部分は少し赤くなってた

手首を摩っていると、ふわっと肩にジェジュンの着ていたジャケットを羽織らされた

「ありがと････あのね？私･･････」
楓「桃――？」

え？

後ろから聞こえた声に、振り返って確認する

「！か、楓？どうしてここに？」

楓「桃がそんな格好で連れて行かれてんのが気になって追ってきた。そいつ誰？」

とゆっくりと私のそばまで寄ってきた

「えっと･･･」