JEJUNG 僕は君を愛してる２ (ページ26)

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結婚を前提ページ26

店を出てすぐに

廊下に設置されていた椅子に腰かけて

草履の鼻緒を直した

「ごめんなさいっお待たせしました(汗)」

青樹「いえっ行きましょうか」

私たちはエレベーターに乗って1階まで降りると

ホテルの外へ････

岸辺を散歩しながら

いつ切り出そうかって考えてた

でも先に切り出したのは高木さんの方だった

青樹「僕･･･実はこの話断ろうと思ってたんです」

え？

良かった･･･同じ考えだ(ﾎｯ

青樹「――でもAさんと実際に会って話して変わりました！」

「え？」

まさか････

青樹「結婚を前提にお付き合いしてください!!」

えーーーーっ!!?

あまりの驚きに手で口を塞いだ

「あの･･･私･･･」

青樹「返事はいつでもいいです！お願いします!!」

って頭下げられても････
まさかの展開････

でも外に出てよかったかも(苦笑)

こんなとこジェジュンに見られたりしたら････

周囲を思わず確認

いないよね････？

青樹「そろそろ戻りますか？」

「そう･･･ですね」

私たちが両親の元へ戻った時にはもう東方神起の5人の姿はなかった

ホッ

母「いやーほんとかっこよかったわね～♪」

青樹母「もうあんな間近で観れるなんて夢のようですわ～♪」

うちの母と青樹さんのお母さんはご機嫌だった

「ただいま…それどうしたの？」

母の手にあったのは彼らのサインが書かれた色紙

母「ジェジュンがねー『お騒がせしてすみません』って言ってサインくれたんよぉー♪」

はぁ…この二人なにやってんのよ(怒)

「っでお父さんは？」

サインを抱いてご機嫌のまま

母「お父さんったら私たちに呆れちゃって車に戻ったわ(笑)」

お父さん…かわいそう

「青樹さん、すみません！そろそろ失礼します。お会いできてよかったです。お母さん行くよ！」

座ったままの母の腕を引っ張る

母「えーっお母さんまだ奥さんと話したいのにー」

「お父さんかわいそうでしょ!?」

母「もぉー仕方ないわね(怒)壮太くん!?今度うちに遊びにいらっしゃいね♪」