JEJUNG 僕は君を愛してる２ (ページ22)

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自己紹介ページ22

母「はぁ…もうやっと見つけた！どこいっとんね！お父さん来たから入るわよ！」

お母さんが呼びにきたので移動しながら携帯を帯の中へ収めた

お店に入ると店内はゆるーいカーブを描いた作りになってて

壁は全面ガラス張りで

ホテルが海のすぐ側というだけあって

海を遠くまで見渡せるパロラマになってた。

時間的にもまだ開店したばかりで客は1組しかいなかった

父「お待たせしてすみません」

それに続いて母が

母「青樹さん、すみませんねー。さっきトンにばったり会っちゃって(笑)」

トン？

おとん？

青樹母「あっらっほんと？羨ましいわぁ～」

何なんだこの二人････

「初めまして、Aと申します････」

と一礼してから席につく

すると目の前の席に座っていた男性が突然立ち上がった(汗)

青樹「初めまして！青樹壮太です！よろしくお願いします！！」

6席あるテーブルに通路側から私・母・父の順に座って、前の席には

この壮太という人が座って一つ席を空けて青樹母が座ってる

青樹母「ほんと写真よりもすごく美人さんでびっくりですねぇ～♪Aちゃん今日の振袖姿も綺麗よぉー♪」

青樹「ほんっと綺麗です！！」

そんなまじまじ見ないでください(汗)恥かしいっ

「いえ、とんでもないです･･･///」

それから事前に予約していたコース料理が一つ一つテーブルに運ばれてくる

私たちは、どんな仕事をしてるのかとか･･趣味は何か～とか

ごく一般的な質問をしてた

はぁ･･･しかし見合いってもうちょっとちゃんとしたとこでするんじゃないの？

何か自分だけ浮いてる感じがしてちょっと嫌なんですけど(苦笑)

しばらくして急に店の入口のほうが騒がしくなってきた

店員さんも何人か入口に向かってったし、何かあったのかな？