JEJUNG 僕は君を愛してる (ページ9)

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着信ありページ9

朝････

っというのは私の生活の中でだけど

いつも通りっていうか少し早く起きた
やっぱり携帯のことが気になって眠れなかった

早めに出て交番に寄らなきゃ！
ベッドから降りて着替えてると
聞き覚えのない音楽が聴こえてきた…

ん？

なにこの音楽…
あっもしかして昨日の携帯？！
慌ててベッドの中に埋もれていた携帯を取り出した

やっぱり鳴ってる！

どうしよ…出たほうがいいのかな…
本人じゃなかったらなんて言ったらいいんだろう…

考えてるうちに携帯は静かになってしまう

切れちゃった…

携帯の待受け画面を観ると

不在着信 33件

メール10件

うは･･･全然気付かなかった･･･

着歴を観ていて驚く

最初の頃は登録されてる名前で着信がずっと来てて
新しいものから登録されてない番号からかかってる･･･

これ･･･私の番号じゃない？

確かこんな番号の並びだった気がする････
するとまた携帯が鳴り響いた

もう躊躇うことをせずに通話ボタンを押して耳にあてた

『もしもし？』

日本語？

『もしもーし！おーい？』

勝手に日本語喋らないだろうって思い込んでたから

予想外で言葉を失ってた

「あっ…ごめんなさい(汗)」

『よかった。いないのかと思ったよ(汗)あの携帯･･･』

「ごめんなさい！私ろくに確認もせずにっ(恥)ほんとごめんなさい！」

『あっは！そんな謝らないで(笑)っで携帯なんだけどー…』

この人…変わった笑い方するなぁ

「はい！どちらに伺えばいいですか？お店は歌舞伎町ですか？今からだったらまだ少し時間あるんで渡しに行けるんですが」

すると私の言った言葉が理解できてなかったのか少しの沈黙があってから

『港区なんだけど、ダイジョウブですかー？』

やっぱり日本人じゃないのかな

なんかしゃべり方が変

「えっと･･･7時から仕事があるんで、それまでに帰れるとこでしたら大丈夫です」

『あっは♪よかった(笑)じゃぁ行きつけのお店があるからメールで詳しい場所とか送るね♪』

「分かりました！本当にすみませんでした！」

電話なのに頭をさげてしまう自分に

少し笑ってしまった(笑)