JEJUNG 僕は君を愛してる (ページ5)

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東方神起って？ページ5

「大丈夫だよ!ほらお客さんも多いし、テーブルまわってくるね」

仲間のスタッフが作ったカクテルやボトルキープしてくれてるお客さんのとこにはアイスピッチャーを運んだりしてると

店内のBGMが突然止まって

カラオケが流れはじめた

なんとなく映し出されてるモニターをカウンターに戻ってカウンター越しに見た

『Share The World 東方神起』

うーーん････

とうほう････かみき？

じんき？変な名前(笑)

誰が歌うんだろう

薄暗い店内の中を見回してると

テーブル席に座ってた30代の男性がマイクを持ってるのが見えた

男性のいる席には店で一番人気で一番若いユキちゃんが接客してる

うちの店はお客さんの横に座る事は営業上ダメで

テーブル越しに短時間とかならOK

「ねぇ、これなんていう人が歌ってるの？」

相変わらず横で忙しくシェーカーを振り振りしてるアユちゃんに聴いてみた

４つも下だけど、私よりしっかり者なんじゃないかな？(笑)

お店の中では一番信頼できるし仲良し♪

マンションにも時々泊まりにきたりするし

東京に出てきてから仲良いのって

今じゃアユくらいかな？(苦笑)

ｱﾕ「え！？先輩知らないんですか！？」

ｱﾕの普段聴かない大きな声に思わず驚く

なに？そんなにすごい人なの？？

全然テレビとかも観ないから知らないもん････

ｱﾕ「東方神起ですよ！とうほうしんき！」

「とうほうしんき？」

私の反応に呆れた顔をしながら

ｱﾕ「ほんとに先輩知らないんですか？今ほんとすごい人気なんですよ！？CDとかもいっぱい出てるし賞とかも取ってるんですよ！もぉ～すっごくかっこいいんですから！！」

「へぇ～全然知らない」

かっこいいってことは男の人かな？

まぁ興味ないし別にいいけど

ｱﾕ「明日CD持ってくるんで絶対聴いた方がいいですよ！」

「はははは…(苦笑)」

そうやって話してから背後から横腹を軽く殴られた

ｵﾅ「はい、仕事しようーねー？わかったかなー？」

はいはい…そんな殴らなくてもいいのに