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再会 ページ27
マスターに軽く会釈をして、そのまま店を出た。
マスターが何か必死に言ってた気もするけど、そんなの耳に入らなかった
そりゃあっちは芸能人かもしれないけど
こっちは長時間の新幹線で疲れてるけど
来てあげたのに…
ムカつく…(怒)
店を出て街路樹を歩るきながら携帯を
触っていたら、横断歩道がある事に気づいてなかった
渡ろうと足を踏み入れた瞬間
突然後ろから腕を引っ張られ何が起きたのか訳が分からず
気付いた時には目の前に男性の喉仏が視界にあった
なに？なに？何が起きたの？
なんで抱きつかれてんの？
痴漢？声あげたほうがいいよね？
そう思ってたら、先に声を出したのは男性の方だった
『なっにやってんのー！』
変わった喋り方ですぐに誰か分かった
ジェジュンさんだ
JJ「ちゃんと信号見て！赤！分かる？！」
ぎゅっと抱きしめられてて声が出せないから首を縦に振って答えた
JJ「それになんで勝手に帰るかなー」
「お願い…もうちょっと…苦しい･･･」
やっと離れた
はぁ･･･死ぬかと思った
JJ「もう、来たけどすぐ帰ったっていうからビックリしたんだからね？」
だっていなかったから…
というと
トイレも行かせてくれない？
その答えにちょっと想像しちゃって小さく笑ってると
JJ「もういい、おいで」
手を握ってまたお店の中へ連れていかれた
入るとマスターに苦笑いされた。
まさか入ってすぐ出るとは思わなかったって(苦笑)
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作者名：ユル☆
| 作成日時：2018年4月5日 15時
