遅刻 ページ3
歌舞伎町はもうたくさんの人で溢れてた
呼び込みをするホスト・ホステス
スカウトをする人…
何ら普段と変わりない光景
《桃〜！今日終わったら寄ってくぅ〜？》
キャッチを始めていたホストの前を横切る私に
声をかけてくる
「あははは、急いでるから〜！あとで連絡するー！」
《おう！頑張れよー！》
すると今度はまた違う人が
《おはよ！遅刻かー？》
「おはよー♪またねーー(汗)」
すっかり呼び込みしてる人とも顔馴染みになって
こうやって挨拶するのも
いつの間にか日課になってた
今はこうやって気軽に話せるけど
初めて歌舞伎町に足を踏み入れたときは
別世界に来たみたいで
不安な気持ちが強くて
話しかけらても怯えてたなぁ〜(苦笑)
Girls Bar 「Eternal」
お店の扉を開けると
案の定
オーナーが呆れた顔してこちらを見てた
「すみません！寝坊して遅れました！！」
謝る私を見て溜息をつきながら
ON「今日の売り上げ期待してるから♪」
そう言って事務所に行ってしまった…
口元笑ってたけど…目が笑ってなかった
はぁ…私なんかに売り上げ期待されても困るよ
更衣室で制服に着替えてると
後輩のアユが入ってきた
ｱﾕ「おはようございまーす♪先輩また遅刻したんですか？」
またってなによ！
そんなしょっちゅう遅刻した覚えないんですけど？
「ちょっと寝すぎちゃってね(苦笑)」
ｱﾕ「あははは、寝不足はお肌の天敵ですからねー(笑)まぁ先輩には縁のない話しでしょうけど♪」
……
それどういう意味よ…
褒めてんの？貶してんの？！
「はい！準備OK！(怒)店出るよー」
ロッカーのドアを少し大きく音を立てて閉めた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「東方神起」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユル☆
| 作成日時：2018年4月5日 15時
