JEJUNG 僕は君を愛してる (ページ17)

今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:28,273 hit

３分間ページ17

オーナーに月曜と火曜の二日間休みをお願いした。

月曜と火曜ってお客さん少ないから休み取るには都合がいい

仕事を終えて帰る途中に楓から電話がかかってきた

楓『もしもし？桃～♪おっつー！』

相変わらず元気だなぁ楓は

「どうしたの？」

楓『どうしたの？じゃぁねぇよ！お前いつの間に彼氏作ったんだよ』

は？

彼氏？言ってる意味分かりませんけど？

「作った覚えありませんけど？」

楓『は？だってこの前美佳に電話掛けたら男が出たぜ？』

この瞬間、あのジェジュンさんの顔が浮かんできた

そう思ったら笑いがでてた

楓『なんだよーなんで笑ってんの？ほんとに彼氏じゃないわけ？』

「もう違うってば」

楓には携帯を間違えてしまったことだけを伝えた

楓『ダッサ！』

悪かったわね！ダサくて！

「あ、楓？今日飲みに行くから。今すぐ迎えに来なさい♪」

楓『は？何それその命令口調！？』

「嫌なら別にいかないけど？」

楓『･･･はいはいわかりました。店の前で待ってて3分で迎えに行くから』

3分か…計ってみよ♪

「3分過ぎたらﾎﾞﾄﾙなしね？あははは♪よーい！どん！」

は？って言いながらも急いで電話を切って

私のわがままを聞いてくれる楓が歌舞伎町という街の中で

唯一の救いかな？

1分経過･･･2分････30秒････40秒････55････・

横から二の腕を掴まれた。

息を切らせながら走ってきた感じの楓がそこに立っていた

楓「ハァ～まじシンドイ！(汗)」

「あーあーあと5秒だったのに(笑)仕方ないな♪ドンペリ3本入れてあげるから♪ね？」

楓「…1本でいい」

「じゃぁ次は楓の店に3分で行く？」

楓「無理！」

楓の必死な顔がおかしくてお腹を抱えて笑った