彼はクールなんです。

＊ショボン ページ4

「はぁ〜〜〜〜〜〜」


なーんかさっきのエルいつもより
もっと怖かった


怒ってるかなー？

いつもだから慣れたけど…


周りを見渡せば

カップルだらけ…

しかもさー手とか繋いじゃって。


いーなー…


私もエルと…

なーんてねーー


今はエル忙しいし、応援しなきゃ！


エルって好きな物とかなんなのかな？

プレゼントとかあげたら構ってくれるかなー？


エルのことばっか想像して
ニヤニヤしちゃって

なんかすっごく
溺れてる…



近くにあるお店を見渡した

ふわふわした雰囲気のかわいいお店

私が好きな物とかありそー…


ｶﾗﾝｶﾗﾝ♪

お店の中に入ってみた。

大きなうさぎのぬいぐるみが目に付いた

これ、エルが持ってるところ見てみたいなぁ。

買っちゃおう
エルにあげたら喜ぶかな？


そのあとケーキ屋さんに行った

甘い物だいすきだからたくさん食べちゃったー…




あれこれ好きなことをやった。

お昼ごはんも好きなものたくさん食べたよー。


あ。もぅ午後の5時だ

帰らないと〜


今までこんなに遅くなったことないな

早く帰らないと怒られちゃう









＊*。L said


A遅い…

何してんの…

だめだ監視に集中しないと。


もう5時を少し過ぎてた。



部屋にチャイムが響いた

ワタリがドアを開けに行った


Aが帰ってきた








＊*。A said


ふぃ〜〜やっと着いた

走ってきたよー

両手で大きなうさぎのぬいぐるみを包んだ袋を抱えながら…


ワタリ「L、Aさんが帰って来ましたよ。」


「たっだ〜いま〜♪」

エルはこっちを振り向かずに

「おかえりなさいA」

と言った。



ワタリ「すみませんAさん。
今、Lとっても忙しいしらしくて…」



「そぅなんですか…」

ショボンとしたまま部屋に戻った


結局エルにうさぎあげれなかった…

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