オリオンなしで ページ33
「日本のキャプテン、円堂か」
「次の試合、絶対負けないからな」
「言葉にするのは簡単だが、実現は難しいぞ」
「いや、今の日本はスペインに勝つ」
クラリオも豪炎寺さんもすごい自信。弱気になったら、ダメなんだ…でも、私は…。
「今の日本は、あなたの技なしでは、勝機は見えません」
「日本の本当の力を、お前たちはまだ見ていない。俺の技は、まだその一部にすぎない」
「向こうから来るのは、アメリカチーム…」
「おぉ〜一之瀬と土門じゃないか！」
「久しぶりだな、円堂」
「豪炎寺に風丸も」
一之瀬さんと土門さん。この2人は昔クラリオたちと戦った仲間。今はアメリカ代表だけど、クラリオたちのすごさを知ってる。やっぱいたんだ、アメリカ。
「いよいよ、この時が来たな」
「日本が敵っても、複雑だけどな」
「一之瀬くん、アメリカ感あります！」
「ど、どこが…？」
つくしさんがアメリカ感あるって言ったけど、分かんない。ユニフォーム効果かな。
一旦オリオンの話になった。一之瀬さんたちもオリオンは許してなくて、オリオンは関係してないらしい。
「だけど問題は…」
「ロシアチームですね」
野坂が答えた。
「ロシアには要注意だ。
君は？」
「野坂悠馬です。イナズマジャパンのミッドフィールダーです」
野坂は世界的に有名らしく、一之瀬さんも知ってた。
野坂が一之瀬さんを天才？って褒める。日本の選手なのにアメリカ代表に選ばれたから、って。
「そ、そう…？えへへ…」
「そこ、おだてに乗らない！」
一之瀬さんと土門さん、仲がいい。
「ユーたちは、カズヤのフレンドかな？」
ディランだった気がする。ディランが興味を持って話しかける。
「あぁ、そうだけど」
「日本では一緒に戦っていた」
「なら今回は、フレンドでありながら敵同士ってわけだな」
多分マークかな。キャプテンだと思うけど、分かんない。
「はぁ〜やっぱアメリカ代表なんだな、一之瀬。前は一緒に戦ったのに、変な気分だな」
「一之瀬は元々アメリカでプレーしていたんだ。期間で考えると、まだアメリカの方が長いんじゃないか？」
「確かに、アメリカの方が長いな」
「だったらお前は、アメリカ人だな！」
円堂さんの発想おかしい。
「完全な日本人だ」
スペインともアメリカとも、正々堂々で戦えるみたいだから、もう少し頑張ろう…。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
世界編メンバー
亜風炉照美
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
