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言い合い ページ9
王帝月ノ宮はすでに予選を勝ち抜いた後だった。だから私は本選からの出場。
部活帰り。
「明日からは本格的に練習してもらうからね」
明日のことについて野坂が伝える。
『あ、野坂！何でライセンスを勝手に作っておいてFWなんだよ！著作権の侵害だろ？それに私はまだ初心者！』
怒りというか、ちょっとしたふざけで聞く。
「勝手に、っていっても、今はサッカー部に入ったんだから大丈夫だよ。
あと、AちゃんならFWでいいでしょ？」
『軽く考えるな！てか大丈夫になってねぇよ！』
どうして野坂は怖がることも、深く考えることもしない？普通の奴らなら怖がるのにだ。
「そういえば今度開会式があるからよろしくね」
私の言葉を無視しやがって…。
『それって出なきゃいけないやつ？』
「もちろん。大事な開会式だから」
『本選からで開会式に参加。なんかのらねぇな…』
「もしAちゃんが出ないなら、僕が無理矢理でも連れてくから大丈夫」
『お前、それだけはならないから！』
つれてかれて出るとか、そんなことさせないからな！？
こんなことを言いながら帰る日だった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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