【テニスの王子様】向日葵はいつも私を見ている

弐拾輪目 ページ21

結 局 フ ァ ミ レ ス に 来 ま し た 。


｢ん〜じゃ俺。特大ジャンボパフェ!!｣

ファミレスに来たからというものの、丸井くんは勉強よりまず飯を食おう！とか言い始めて即行で呼び鈴を鳴らした。

私、まだ決まってない……。


｢俺はコーヒーゼリー。｣

仁王くんはちょっと苦めのコーヒーゼリーを頼んだ。


｢Aはどうするんじゃ？｣

仁王くんは私に問いかける。

私はプリンも好きだけど、パフェも好き。というか、甘いものならなんでも好き。俗に言う甘党だ。

でも私にはテスト明けの高級プリンを食すつもりだ。しかも7つも。

テスト期間に入ってから私は甘いものを食べてない。なぜならテスト明けの久しぶりの甘いもの(プリン)を食べて何倍も美味しく感じるため。無駄なことだと思う人もいると思うけど、苦労したあとのプリンはこの世で1番美味しい。


｢とりあえず……メロンソーダで…。｣

本当は丸井くんと同じ、特大ジャンボパフェを食べたかったけど仕方ない。



定員さんはメロンソーダとメモを取り、足早にキッチンへ向かっていった。

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