拾玖輪目 ページ20
「なぁなぁ!AA〜…。」
丸井くんが話しかけてきた。図書館でいるにしては大きい声で話しかけてきて、他の人の目線が痛い。
「……。丸井くん、しっー……。もっと静かにしないと迷惑かけちゃうよ。」
「いや……なんか図書館が落ち着かないって言うか……。なんて言うか……。」
丸井くんはさっきよりかは声のボリュームを下げている。
「あれじゃろ。ブン太はもっと気楽なところで勉強したいんじゃろ。実際、俺も別のところで勉強したいぜよ……。」
「それだ!それだよ!仁王!!」
急に丸井くんがガタッと音を鳴らして、席を立ち、完全に注目の的となった。やばい……。私達、すっごく迷惑になってる……。
「べ、別の場所にしよう!」
「その言葉を待ってたぜA〜!」
荷物を急いで片付けて、急いで図書館から出ていった。
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かるぴん(プロフ) - 面白いです! (2022年4月8日 15時) (レス) @page25 id: e2b715c702 (このIDを非表示/違反報告)
ゆくり/yukuri(プロフ) - ニココさん» 返信遅れてすみません。コメントありがとうございます!!更新、頑張ります! (2019年12月14日 8時) (レス) id: 9095cb9686 (このIDを非表示/違反報告)
ニココ(プロフ) - ヤンデレ物大好きです!!更新ガンバレ!!!! (2019年12月13日 19時) (レス) id: d6e98f71a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆくり/yukuri | 作成日時:2019年12月12日 21時