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北「藤田、藤田起きィ」


「ん…北くんか、おはよー」




俺は、おはようと返した。

「…北くん、こらから部活なん?」


北「せやで」



「うちな、卒アル担当の先生に部活ごとに写真撮ってくれへんかって頼まれたんや」

藤田は常に写真撮っておるからなぁ。



「せやから、ちょこちょこバレー部の写真も撮りに行くわ」

北「わかった」




ほな行こか、と藤田が言ったから2人で体育館に向かった。



体育館


いつものことでギャラリーには、たくさんの女子がおる。


藤田を写真撮影用の所に連れて行こうとしたら、

「みんなと同じでええ」

って言ったから女子で溢れかえってるギャラリーにおる。




とりあえず、みんなを集合させる。


北「…マネージャー希望多いな」

尾「せやなぁ…」



全員が宮兄弟目当てやから、きちんと仕事をせぇへん。

2年に1年と1年マネージャーに仕事を教えるよう指示し、俺らは練習を始める。



しばらくすると、



女「「あたしらがやったのになんで自分がやったかのようにするんや!!」」

男「いや、俺が…」

女「嘘つくなや!」



1年がなんやらもめておる。

北「どうしたん」


女「あたしらがスポドリやったのにこいつらが!」

男「ちゃうわ!」



尾「埒が明かんなぁ」




水道の方に目は行かんし、こっから見えんからな。





北「証拠…カメラ」

尾「どしたん?」



北「藤田…」



俺は走り出した。


タッタッタッ

北「(ギャラリーにはおらん…)」



どこやねん…

「北くん?」


北「藤田…!」

「どないしたん?そんな急いで」



いろいろ事情を話したら

「あるで」


ちと待ってなー、そう言ってブレザーのポケットを漁り"その他"って書いてあるメモリを見つけた。



「せっかくやから、バレー部だけやなくて室内の運動部を撮ってたんや。

そしたらなーこの子らがいたんよ」


証拠あったわ。



北「少し借りてもええか?」

「ええよー」



ありがとな、そう言って体育館に急いだ。




1年マネージャー達に藤田が撮った写真を見せたら、顔面蒼白しておった。
なんとか辞めさせることができたからよかった。



侑「北さん、さすがやな…」

治「せやな」


「北くん、カメラ…??」

北「藤田、助かったで」



2年ズ「!?」



侑「北さんに彼女やて!?」

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作者名:黒雪-クロセ- | 作成日時:2014年10月13日 12時

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