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96話 ページ48

次は、鶴丸だった。


A「…………ん?鶴丸?」


鶴丸「わっ!!」


A「うぎゃ!?」


僕が乙女チックな悲鳴を上げられるわけがなく、


容赦なくかまされた膝カックンに崩れ落ちる。


A「お前なんで重傷なのにそんなに元気なんだよホワイトびっくりじじい!!」


鶴丸「体が死にかけているのに、心も死んだらたまらないからな。」


A「その前にまず体を殺すな!!」


死にかけのはずなのに、ぎゃあぎゃあと騒ぎ立てる。


A「いいから座れ!手入れできない!!」


鶴丸「分かったから怒るな。」


座らせて、手入れを始める。


A「……ごめん。」


鶴丸「光忠に言われたこと忘れたのか?」


A「…!ヤバい、聴かれてないよね?怒るよ光忠やばいやばいやばい…。」


鶴丸「誰も怒っていないし、気にするな。よくあることだ。」


A「よくあっちゃだめだろ。」


なんだかんだで、鶴丸の手当ても終わる。




蛍丸「入るよ?」


A「蛍丸…。」


蛍丸「俺ね、そんなに弱くないから、心配しなくていいよ、謝っちゃだめだからね。」


早速謝ろうとした瞬間に言われてしまった。


A「んぇ…と。」


蛍丸「ごめん、より、ありがとうのほうがいいな。」


A「…ありがとう。」


めっちゃなでなでされるんだが…。


A「ちょっとポジション逆なんですよ蛍丸さんや…。」


蛍丸「いいのいいの〜♪」


A「手入れさせろ〜。」


蛍丸「よろしくね。」


少しずつしか進まない手入れ。


気付いた時には、夕方だった。


A「ほい、終わり。」


蛍丸「ありがと。主、大丈夫?自分の手入れしてないじゃん。」


A「僕は最後なの。あと一人残ってるから、明日かもね。」


蛍丸「……ありがとう、主。」


A「あ、光忠に夜ご飯遅れるって言っといて。」


蛍丸「分かった。」


たたたっと、駆けていく音が聞こえた。


A「おーい、一期、いるか?」


一期「はい。」



A「遅くなってごめん。」

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ゆうこりん。(プロフ) - 水月さん» 本当ですね……。うわぁ……恥ずかしい!!ご指摘ありがとうございます!書き直しました!! (2018年1月28日 11時) (レス) id: 3837e12811 (このIDを非表示/違反報告)
水月(プロフ) - 84話について疑問です。安定さんが沖田総司の愛刀って言ってるのに、もしかして沖田総司の刀だったりする?は違和感ありますよ┏○ペコッ (2018年1月27日 20時) (レス) id: 8d98984d09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうこりん。(プロフ) - 藍さん» いぎゃあああああああああぁぁぁぁぁ!!!巴ちゃん!!明石!!不動ちゃん!!貞ちゃあああああぁぁぁぁぁ(強制終了) (2017年7月6日 22時) (レス) id: 749403c5d3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆうこりん。さんの本丸だけ今回逃せば2度と来ないっていうのもいいですな←おい (2017年7月6日 17時) (レス) id: 605275c89f (このIDを非表示/違反報告)
ゆうこりん。(プロフ) - 藍さん» 江雪は可愛いからいいんですっ!← 今回のやつ、諦めたら、二度と手にはいらないとかあるんですかね…。あああああああああイケメンがあああああああぁぁぁぁぁぁ!! (2017年7月5日 22時) (レス) id: 3837e12811 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆうこりん。 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年6月21日 22時

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