私の姉はお医者さんPart14 (ページ9)

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病院ページ9

陽菜side

泊まって優子の状態をずっと確認してたのに、
何度か居眠りしちゃってその度に香菜に起こされた。

陽「血圧110の77、脈拍83で呼吸数16・・・
SpO2は98%・・・体温は37.5℃だね。」

香「一夜でここまで回復したのは大きいね。」

陽「やっぱり脱水が響いてたからだね・・・
起きて行動し始めたらもう少し乱れそうだけど、
とりあえずは大丈夫そうかな。」

香「数値安定しだして時間経つし、
もうそろそろ起きてもいい頃だけど・・・」

陽「今回は熱出てからほぼ寝れてなかったし、
数値には出ない疲労が蓄積してるだろうから、
たっぷり寝て欲しいな・・・(撫)」

香「でも、はるちゃんが仕事場に戻る時間が、
もう迫ってきてるから｡｡｡(笑)」

陽「大丈夫っ。医局長に電話して状況説明したら、妹さんを優先していいよって言ってくれたから♪」

香「優しい医局長だね。
けど、私は仕事に戻らないと・・・(汗)」

陽「香菜もずっと付き合ってくれてありがとうね。
またお世話になる予定だけど｡｡｡(笑)」

香「いいえ～、また顔出すね。(笑)」

──トントンッ、

？「おはようございます。」

陽「あ、彩おはよう♪」

香「おはようっ。タイミング良いね♪」

彩「それは良かったです。(笑)」

香菜が仕事に戻るって時に来てくれた彩。
夜中まで居てくれたのに朝一で戻ってきてくれて、
なんだか申し訳ないけど｡｡｡(苦笑)

彩「あっ、数値が正常値に戻ってきてますね。」

陽「うんっ、顔色も良くなってきたし。」

彩「いや、まだ顔火照ってますから。(笑)」

陽「これでも回復した方なんだから、
そんな現実的な事言わないで～。(笑)」

彩「医師として言っただけです。(ｷﾘ)」

陽「もぉっ、私の方が先輩～っ！」

優「・・・・・・・っ、ぅん､､､」

彩「ほらっ、陽菜先生が大きな声出すから、
優子先生起きちゃいましたよっ。(ｺｿｯ)」

陽「彩が出させたんだよぉ・・・
・・・優子っ、優子おはよう。(笑)」

優「・・・はるちゃん､､､ぉはよぅ､､､」

彩「おはようございますっ。
苦しかったり痛かったり大丈夫ですか？」

優「彩ー・・・だぃじょぅぶ、です｡｡｡(微笑み)」

陽「ふふ。まだ当分は横になったまま
ゆっくり休んで過ごそうね。(微笑み)」

昨日に比べたらかなり良くなってよかった。
苦しくもなさそうだし回復ももうすぐかな。