朝 ページ7
明日香side
昨日の夜は中々寝れなくてゴロゴロしてたけど、
いつの間にか寝てたらしく起きたら明るくなってた。
──トントンッ、
明「 はーいっ。」
？ 「 あーちゃん起きた？」
明 「 あっ、由紀おはよう。(笑)」
由 「 んふ、おはよう。
・・・ほとんど寝れなかったけど｡｡｡」
明 「 私も全然寝れなかった。(苦笑)
・・・夜中にリビング行ったんだけど、
意識した訳じゃないのに冷たく当たっちゃった｡｡｡」
由 「 お姉ちゃんたちとちゃんと話してないの？」
明 「 うん・・・由紀はもう話した？」
由 「 まだ・・・リビングすら行けてない｡｡｡」
起きるのを待ってたかの様に部屋に入ってきた由紀。
お姉ちゃんを避けるつもりはないのにな｡｡｡(苦笑)
明 「 正直、怖いんだよね・・・」
由 「 私も・・・お姉ちゃんと話したら、
また突拍子もない事言われるんじゃないかって､､､」
明 「 それに、ここまで不自然な接し方だと、
急に普通に戻るのも戻りにくいっていうか・・・」
由 「 いつもなら、私たちが部屋にこもっても、
はるちゃんとかゆうちゃんが来てくれるのに｡｡｡」
明 「 それで優しく距離を詰めてくれて、
話をじっくり聞いてくれて寄り添ってくれて・・・」
由 「 大丈夫だよ、ごめんねって､､､
温かい手で頭撫でて抱きしめてくれるのに・・・」
明 「 居ないんだもんね・・・」
由 「 あの温もりが恋しいよ｡｡｡(うるうる)」
明 「 やだそんな言い方しないでよ。
居なくなっちゃったみたいじゃん｡｡｡」
由 「 だって・・・居ないもん｡｡｡(うるうる)」
明 「 由紀、おいで・・・(微笑み)」
由 「 あーちゃぁんー・・・(ﾀﾞｷ)」
ベッドの上で両手を広げたら、
涙を流しながら抱きついてきた由紀・・・
由 「 あーちゃんたすけてよぉ・・・」
明 「 ごめんね｡｡｡」
由 「 はるちゃんとゆうちゃんに会いたい｡｡｡」
明 「 今日会えるって信じよう？(撫)」
由 「 はるちゃん､､､おこってるかなぁ｡｡｡」
明 「 え、由紀なにしたの？」
由 「 説明、してくれるつもり、だったのに､､､
聞きたくない、って､､､拒否、したのぉ｡｡｡」
明 「 はるちゃんは優しいから、
そんなことでは怒らないと思うよ・・・(撫)」
抱きついたまま泣いて話す由紀をギュッとした・・・
もし私が由紀でも、同じように拒否すると思う｡｡｡
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作者名：優菜 | 作成日時：2020年6月15日 15時
