心配 ページ14
陽菜side
まさか私を騙してまで小児病棟に行くとは・・・
あの勢いでずっと走っていったのかな｡｡｡
〜小児ナースステーション〜
陽 「 優子ちゃん居ますかー？」
梅 「 あっはるちゃんっ！」
陽 「 梅ちゃんごめんね・・・
優子、倒れたりしてないよね､､､？」
梅 「 大丈夫だよ。(微笑み)
・・・優子ー、はるちゃん来てくれたよ〜。」
梅ちゃんに着いて行くと、
優子がソファの上で横になってた。
陽 「 ゆうこ・・・？」
優 「 ﾋﾞｸｯ)・・・ど、どうも､､､」
佐 「 他人行儀すぎ｡｡｡(笑)」
陽 「 んもぅっ､､､
どんだけ心配したと思ってんの!!(怒)｣
優 「 ごめん、なさい・・・」
梅 「 あ、はるちゃん・・・
大声はよくない、かな､､､(汗)」
佐 「 ここ一応、小児､､､だし・・・(汗)」
陽 「 はぁっ・・・
優子、私が昨日病院に泊めた意味分かるよね｡｡｡」
優 「 ・・・・・・」
陽 「 無言なんていい度胸してんのね。
・・・って､､､本当は怒りたくなかったのにな｡｡｡」
優子がどんな姿で居ても怒らないようにしようって、
心の中で言い聞かせながらここに来たのに・・・
結局、怒鳴っちゃった｡｡｡(汗)
陽 「 無事で良かった・・・(ﾀﾞｷｯ)」
優 「 んっ・・・は､､､ちゃ､､､(汗)」
佐 「 はるちゃんはるちゃんっ強く抱きすぎっ。」
梅 「 優子が苦しそうだよっ。」
陽 「 あっ、ごめん！・・・でも、ホッして｡｡｡」
優 「 走ったくらいじゃ、倒れないよ・・・(笑)」
佐 「 いや、かなり危なかったけど｡｡｡」
陽 「 佐江ちゃんが気づいてくれなかったら、
危なかったかもね・・・」
優 「 はるちゃん・・・もし、佐江が､､､」
陽 「 それ以上は言わないでっ。」
喋り出そうとする優子の口を手で覆った。
私の手を剥がそうと頑張ってる｡｡｡(笑)
優 「 ん〜っ､､､はぁ・・・｣
佐 「 もしそうなってても、
はるちゃんが楽にしてくれてると思うな。(微笑み)」
陽 「 まぁね｡
でもそしたら今頃ベッドの上かな｡｡｡」
優 「 佐江ちゃんありがとう｡｡｡」
佐 「 まさか優子だとは思わなかったけど。(笑)」
梅 「 私も｡｡｡(笑)」
佐 「 梅ちゃん、急患？って聞いてきたし。(笑)」
梅 「 喘息か過呼吸の子かと思った｡｡｡(笑)」
笑ってその時の事を振り返る2人。
一大事だったけどなんてことなくて良かったよ。
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作者名：優菜 | 作成日時：2020年6月15日 15時
