花火2 ページ39
優子side
泣きながら嫌って言い続ける莉乃。
心配して友も近くに来てくれた・・・
優 「 莉乃、なんでって聞いてるんだけど。」
莉 「 やぁぁ・・・ﾋｯｸ､､､(泣)」
優 「 私さ、
人に向けちゃダメだよって言ったよね？」
莉 「 ﾋｯｸ､､､ﾋｯｸ・・・(泣)」
優「 ねぇ聞いてる？」
莉 「 ､､､ﾋｯｸ､､､ﾋｯｸ、ぅん｡｡｡(泣)」
優 「 人に向けたら危ないの、莉乃も分かるよね？」
莉 「 ・・・ぅん､､､ﾋｯｸ､､､(泣)」
優 「 分かってるのに里英に近づけたの？」
莉 「 ﾋｯｸ､､､ﾋｯｸ・・・(泣)」
優 「 もし火が里英に当たっちゃってたら、
どうなるか莉乃だって分かるでしょ？」
莉 「 ﾋｯｸ､､､やぁぁ｡｡｡(泣)」
優 「 嫌とかじゃ済まないんだよ。
本当に危ないの、命に関わることなんだから。」
莉 「 ﾋｯｸ・・・ﾋｯｸ､､､(泣)」
優 「 莉乃分かってる？」
莉 「 ﾋｯｸ､､､ｺｸﾝ・・・ﾋｯｸ､､､(泣)」
ちゃんと分かってくれてるのかな・・・
もし火が当たってたら､､､本当に怖すぎるよ｡｡｡
優 「 分かってくれれば良いんだけどさ・・・」
莉 「 ﾋｯｸ､､､ごめ、なさい、ﾋｯｸ､､､(泣)」
優 「 謝る相手は私じゃないよね？
・・・里英の所行って謝っておいで。」
莉 「 ぅぅ､､､ﾋｯｸ､､､ﾋｯｸ｡｡｡(泣)」
友 「 莉乃ちゃん、行こっか。」
莉 「 とも、ちゃぁ・・・ﾋｯｸ。(泣)」
友 「 大丈夫だよー。」
莉 「 ゆ、ちゃ､､､ﾋｯｸ、こわぁい・・・(泣)」
友 「 ゆうちゃん怖かったね､､､でもね莉乃ちゃん、
ゆうちゃんは2人の事が大切で大好きだから、
だから怒ったりもするんだよ。(撫)」
莉 「 ぅん・・・ﾋｯｸ､､､(泣)」
優 「 ごめん友、慰め役やらせちゃって｡｡｡」
友 「 ううん、優子の言ったこと全部正しいから。
ちゃんと莉乃ちゃんもその気持ちが分かるから
怖かっただろうし響いたと思うし､､､ねっ？」
莉 「 ﾋｯｸ､､､ぅん・・・(泣)」
友 「 もう泣かないよー。
・・・じゃ、里英ちゃんのとこ行ってきます。」
優 「 お願いします｡｡｡」
莉乃の事は友に任せて少し距離を置くことに・・・
かなり怒っちゃったし当分は恐れられちゃうかな｡｡｡
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作者名：優菜 | 作成日時：2020年5月29日 13時
