リビング2 ページ14
明日香side
泣きそうな顔でリビングを出てっちゃった由紀・・・
姉って事で片付けられちゃうと辛い気持ち・・・
なんかわかる気がする｡｡｡
優 「 由紀、部屋行ったかな､､､」
み 「 もう少しそっとしといてあげたら？」
友 「 その方がいいと思う。
・・・由紀ちゃんも複雑だと思うし｡｡｡」
優 「 私・・・なにかしちゃったのかな｡｡｡」
み 「 なんもしてないと思うけど・・・」
明 「 私は由紀の気持ち、わかるかも・・・」
優・み 「 えっ？」
明 「 言葉として言われなくても、
姉だからって重圧みたいのは感じちゃうものだし、
特に里英とゆうちゃんは仲良しだし・・・」
友 「 それはあるかも､､､里英ちゃんが産まれるまでは
ずっと由紀ちゃんだけの優子だったもんね｡｡｡｣
優 「 里英の方が小さいし、
無意識に優先しちゃってた部分はあるかも｡｡｡」
み 「 私のゆうちゃんが取られちゃった、
みたいな感覚にはなっちゃうのかもね｡｡｡」
友 「 それなのに上手く甘えられないってのは、
由紀ちゃんのメンタル的にはキツいかも｡｡｡」
優 「 そうだよね､､､これからは気をつける。
・・・由紀にも謝ってくる｡｡｡」
明 「 くれぐれも、言葉選び気をつけてね。」
優 「 大丈夫っ、小児科医ですから。(微笑み)」
1つ微笑んで由紀の所に向かったゆうちゃん。
心を読むのって難しいよね・・・
里 「 りえが、由紀ちゃ、怒らせた､､､？」
み 「 里英は何も悪くないから大丈夫よー。」
里 「 ・・・んと？」
友 「 うんっ。
それに、ゆうちゃんが居るから大丈夫っ。」
明 「 人気者ゆうちゃんだね。」
み 「 面倒見いいし気利くし、
子ども心掴むのが得意なんだろうね。(微笑み)」
〜10分後〜
？ 「 ただいまー。」
み 「 あらら、由紀ちゃん泣きすぎ。(苦笑)」
由 「 だっでぇ､､､ゆ、ぢゃんがぁ､､､(泣)」
優 「 すみませんねー。(苦笑)」
明 「 飲み物とタオル持ってくるね。」
友 「 由紀ちゃん、解決した？」
由 「 ゆ、ぢゃ､､､ぎらぁい､､､(泣)」
み 「 あれ、まだ嫌われてる｡｡｡(笑)」
優 「 大丈夫、
さっきは好きって言ってくれたから。(笑)｣
お茶と濡れたタオルを持って2人のところへ。
嫌いとか言いながらもゆうちゃんにベッタリ。(笑)
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作者名：優菜 | 作成日時：2020年5月29日 13時
