私の姉はお医者さん

リビング3 ページ48

みなみside



帰ってきてすぐに優子が、
〈 小さい子が！今すぐ行かなきゃだから！〉
って言って来た。
はるちゃんはずっと何？って言ってる。



陽「 優子、なんなの？」



み「 優子？どーだろ。」



陽「 何！？
みなみ、なんか知ってるんでしょ？」



み「 まー・・・(苦笑)」



知ってるけど・・・



陽「 教えてよ〜。」



み「 本人に聞けば？」



陽「 優子に？」



み「 うん。」



陽「 優子にかぁ。
そんな重要なことじゃないし・・・いっか。(笑)」



み「 いーんかい！」



陽「 ふふっ、うん。」



優子、コソッと言って来たし、
はるちゃんに言わなくてもいいよね。



明「 はるちゃん。」



陽「 明日香ー、何？」



明「 莉乃が一緒に遊びたいって。」



陽「 そっか。」



莉乃がはるちゃんと遊びたいかぁ。
莉乃はいいとこ選ぶなぁ。



み「 はるちゃん、行って来て大丈夫だよ。」



陽「 じゃ、よろしく。」



み「 うん。」



明「 すぐ行ってあげて？」



陽「 莉乃、ぐずぐず？」



明「 ずっと、遊ぶのー。って言ってたから。」



陽「 わかった。」



それじゃ、
残りは1人で頑張りますか。



明「 あっ、私が手伝うよ。」



み「 ありがとう。」



明「 莉乃ってさー。」



み「 うん。」



明「 はるちゃんっ子だよね。」



み「 そーだね。」



明「 てゆーか、
みんなはるちゃんのこと好きだよね。」



そーだな。
みんなはるちゃんのこと好きだよなー。
私も好きだし。



み「 うん。
でも、由紀だけは別だよね。」



明「 うん。
昔からゆうちゃん好きだよね。」



み「 そーそー。
めっちゃゆうちゃんっ子！」



明「 小さい頃は、
朝、ゆうちゃんが居ないと泣いてたもんね。」



み「 そーだったね。」









昔から由紀は優子のこと大好きだな。
由紀が小さい頃は優子が居ないと、
ほんと大変だった。

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