私の姉はお医者さん

ナースステーション２ ページ14

佐江side



梅ちゃんが、診察室に行ってから、
隣に座っている優子は、
すごく申し訳なさそうな顔してる。



佐「 優子〜。
ゆかとみちゃ来たら帰っていいからね。」



優「 うーん。
でも、佐江ちゃん外来行っちゃうし・・・
来てから考えるよ。(苦笑)」



佐「 昨日から帰ってないし、
明日香ちゃんのためにも早く帰った方がいいと
私は思うけどなー。」



優「 わ、わかったよ！！
今日は、帰らせていただきます。」



佐「 うん！」



優「 んふふ。」



佐「 まぁみちゃは頼れるし・・・
行って来るね〜・・・って、優子の先輩みたい。(笑)」



優「 確かに(笑)
まぁ、 みちゃ頼れるし・・・行ってらっしゃい！」



ちょっと無理やり過ぎたかな。
でも、ほんとに今日は早く帰って欲しいし。
言い過ぎたかもしれないけど大丈夫だよね。



？「 お疲れさまですー。」



優「 れいにゃんお疲れ〜！」



れ「 帰る前に顔出そうと思って・・・」



優「 そっか〜。えらいね。」



あっ、忘れ物した・・・(汗)
でも優子とれいにゃんで話してて入りずらい・・・

少し、外にいよう｡｡｡



れ「 いえ。あの、資料を机に置いといたので・・・
あとはよろしくお願いします。」



優「 はーい。ありがとうね。(笑)」



れ「 ・・・あっ！
佐江先生、お疲れさまです。」



れいにゃんに気づかれちゃった。
とりあえず、中に入ろう。



佐「 お、お疲れ〜。(汗)」



優「 どーしたの？」



佐「 ちょっと忘れ物してさ。(汗)」



優「 そっか〜。入って来ればいいのに・・・」



佐「 なんか、入りずらかったし・・・」



優「 気ーつかいすぎだって。」



そーだったのかな。
なんか、2人で静かに話してると、
入っちゃいけない感じするんだよね。(苦笑)



佐「・・・よし、行って来るね〜。」



優「 行ってらっしゃい♪」





ナースステーションに優子一人だけど、
ちゃんと帰ってくれるかなぁ。

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