私の姉はお医者さん

リビング２ ページ12

明日香side



ヤンキーになれるとか・・・絶対なりたくない。
みなみちゃんなに考えてるんだろ？

私は、お姉ちゃんみたいに、
優しい女性になりたいのに。



明「 ごちそうさまさま〜。」



み「 ごちそうさま。」



明「 私が洗っとくから、
早く2人を迎えに行ってあげて？」



み「 ありがとう〜。じゃ、上行ってくるね。」



明「 はーい！」



食器をかたずけて・・・
2人分だけだから、少ない。



〜5分後〜



・・・おーわった！



み「 ただいま〜。」



明「 おーわりっと。」



み「 もう終わったの？！」



明「 えっ、 うん。」



み「 早くない？」



明「 2人分だけだったし・・・」



み「 そっか。ありがとう〜！」



明「 ってか、
そんなにゆっくりしてていーの？」



み「 なにが？」



明「 もう 1時過ぎだよ！？」



み「 わっ！ほんとだ〜！
行ってきまーす！！」



行っちゃった・・・
しっかり者なんだけどたまに抜けてる・・・

まぁ、頼れるお姉ちゃんなんだけど・・・
なんか、こう・・・まぁ、いっか。
よし、勉強しよっと。



〜20分後〜



うぅっ、なんか頭痛い。
優ちゃんに電話しよう・・・



──プルルルルッ、



明「なんで、でないの。
・・・そっか。こっちにかければ・・・」



優「 ・・・もしもし。明日香〜？」



やっぱり。



明「 ゆう・・・ちゃん・・・？」



優「 なーに？」



明「 うぅっ、・・・頭、痛い。」



優「 頭？熱は？」



明「 ないと思う。・・・早く帰ってきて？」



優「 わかった。できるだけ早く帰るね。」



明「 何時？」



優「 うーん。
・・・まだなんとも言えないなー。」



明「 そっか・・・。」



優「 あっ！こっちに来る？」



明「 ううん。夜でへーき。」



優「 ゴメンね。
なんかあったらみなみに言ってね？」



明「 わかった。」



優「 うん。バイバイ♪」



明「 バイバイ♪」



何時か分かんないって、けっこう遅いでしょ。
早く帰ってきてよ。



〜10分後〜



？「 ただいま〜！」



？「 ただーま！」



？「 ただーま！」



明「 おかえり〜。」



み「 りのりえ、手洗ってきな？」



莉・里「 はーい！」



み「 勉強してるんだ。 えらいね。(苦笑)」



明「 高2だしあたり前だよ。」



み「そっか〜。」



頭痛いけど・・・
みなみちゃんに言わなくていっか。
ばれてなさそうだし。

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