雪の結晶【紅一点】3 (ページ6)

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山木に中島のことを尋ねると、こちらが止めなければ軽く二時間は語りだすので簡単にまとめると

・顔が良い
・セクシー
・さわやか
・心までイケメン
・フランクに話してくれる

というところが好きだだそう。

今の優しすぎる山木は中島が優しいから所以でもある。

近くにいる人の性格や癖が移ることがあるが、山木の場合優しさが移ったのだ。(移る以前も優しさに評判があったが。)

話は変わって、中島に気に入られた山木は関西同様

先輩である中島にケンティと呼ぶこと、タメ口で話すことを許され(正しくは強いられ)

今ではすっかり友達のノリで話している光景をよく見ることができる。

もちろん初対面から長い年月が流れたが、山木は中島を尊敬し続けている。

また“けんしげひー”という三人組の集まりにたまに参加させてもらっている。

上記の通りケンティとはよく話す。重岡とも関西にいたときに仲良くやっていた。

岩本は言わずとも分かるだろう。

というわけで山木をこのコミュニティから追い出す理由もなかったし

何より岩本からすると山木に男と二人で会われるのは絶対に嫌だ、というなんとも岩本らしい考えがあり

ごく自然な流れで「じゃあAも誘おう」と今に至る。

長くなったが一言でまとまると

中島も山木もお互いが好き

なのである。

中島「前ご飯行ってからもう三か月経ってるよ。」

『えもうそんな経ったん！？わ、急にケンティ不足で倒れそう…』

中島「じゃあすぐにでも行かないとね」

『今日でも明日でも、今週の夜は全部空いてます…』

中島「じゃあ四日後とかどう？」

『決定！！楽しみや～』

中島「17時ぐらいに迎えに行くね姫。」

『お願いしやす！！！』

中島「そこは可愛くありがと王子様💗とか言うとこでしょｗ」

『それは自分が自分に吐き気するわｗｗｗ』

中島「そこまで？ｗｗｗ」

今日も仲良くやっている。