雪の結晶【紅一点】3 (ページ20)

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佐「アニメ見てる子はいても俺と同じテンションで語り合える人いなかったし、

　それがまさか山木さんとは…って感じで俺今めっちゃ楽しいｗ」

『私もめっちゃ楽しいですｗ声優さんのことまで詳しいとは思ってませんでした』

佐「やっぱりさ、新アニメだとこの声はあの人かなとか想像して見れるから二倍楽しいじゃん？

　ＥＤ聴きながらのどの声優さんが誰を担当してるとか見るのも好きだからさ」

『めっちゃ分かります！

　ルックスも性格もタイプじゃないのにこの声優さんが好きやからやっぱりこのキャラも好き

　なんてことしょっちゅうありますｗ』

佐「共感すぎる！ｗまたアニメの話とかしようよ！！」

『もちろんです！また語り合いましょう！』

お互い飲み物買いに来ただけなのに軽く一時間アニメの話してた俺ら。

すっかり仲良くなって、ちゃっかりA呼びもＯＫしてもらって、

さっくん呼びもしてもらって、タメで話してくれるようになって(頼み込んだ)、

いやあ～充実した一日(練習後一時間だけだけど)だったな～

次の日早速みんなにマウントをとるかのように

佐「Aおっは～！」

『お疲れ様ですおはようございます！』

佐「昨日Aが言ってたアニメ見てきたけどめっちゃ好みだったわ」

『ほんま？え、オール？』

佐「オールよオール！もう慣れたから全然大丈夫！ｗ」

『絶対慣れたらあかんやつｗ』

ばっちりみんな見てくれてるｗ

それが確認できたから、あのシーンが良かっただの、あの人苦手だの、作画神だの喋り倒して

ふたりとも満足してにこやかに解散した