雪の結晶【紅一点】3 (ページ16)

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一か月特訓＿５ページ16

前回は↓
一か月特訓＿４

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『…ダンスもっと磨かな。でも声域も広げたい。

　これから四か月は歌とダンスに集中しよ。』

というわけで先四か月はダンス、歌、ダンス、歌の特訓をすることに決定。

ダンスっていっても色々あるからな～…

まず得意なのも苦手なのも分からんから、そこを知るところからやな。

榎「Aが今回教えてもらうのはオールマイティな特にワックとヴォーグが得意な先生だよ。」

『ワック？ヴォーグ？何それ？』

榎「ダンスの種類のことだよ。ヒップホップとかジャズとかは分かるでしょ？」

『それは分かる』

榎「それと一緒だよ。踊り方が違うだけでダンスはダンス。」

『ふーん。』

榎「あんまり分かってなさそうだね…ｗ」

榎ぴの言う通りあんまりというか全く分かってなかったけど、

実際に先生の体の動かし方、音の取り方を見てると虜になってた。

『ワックもヴォーグもできるようになりたいです。でも今月はダンスの基礎を教えて欲しいです！』

もともと体を動かすことが好きだったこともあって一日2～3時間、

先生に教えてもらえる日は少なくも3時間は踊る。

『どうやったら先生みたいに柔らかくて、力強いダンスできますか？』

先生「練習あるのみだね。

　自分のダンスを見ることも大事だし、ほかの人のダンスを見て良いところは盗むのも

　うまくなるには必要だと思うよ。」